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なにも求めやしない
ぼくはだれのものでもなく
きみをただ愛する
ただの愛
もともとないものを
きみはうしなったというけれど
きずつきようのないものが
こわれてしまったときみはなげくけ ....
遠くながめる梅の木の
色をのぞかすふくらみを
君にたとえるぼくがいる
冬の風雪に身をまかせるあなた
雪は自然でぼくは不自然で
罪悪感の有無が自然不自然の境目かと ....
ゆうべ一つの時代が終わった気がした。
それは春という生命の息吹きの季節の終わりかもしれないし
この世に生れたというだけで祝福されるに値される季節
夏の到来の予感かもしれない。
その中で ....
人を愛するとき
きみのココロに人が住む
きみの中の大切なものと
誰かの中の大切なものが
響き合ってつながりあって
身体を抜け出して
お互いの ....
悲しみをことばにするとき
そのことばを捧げる人の顔が浮かんできて
切なくて
からだがひきさかれるような痛みの中で
しょぼくれた顔をする私にむかって
彼女は静かに話してくれる
ただ何も言わ ....
瞳から涙が流れ 流れだすもとにあるものに恋焦がれ
疼く胸のざわめきを止めるすべを知らず
ただなされるがままにもだえ
眉間にしわをよせることは意識の手をはなれ
存在しない愛しいものの影を追いただ ....
「終わりなき日常」という言葉。ぼくが東京で学生をしていた
10年ほど前によく聞いた言葉。
ゆうべ見た映画の中で貧しさの中で生きるママさんが
生きてるってことが夢みたいなの
なにが現実かもうわか ....
人の一生は
うたかたの夢のように
何が起きてるのかも
わからないうちに
過ぎ去ってしまう
朝 眠い目をこすり
仕事へ出かけ
精根疲れ果てて
家路につき
自分が本当は何がしたいかな ....