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確かなる音して机上にベコニヤの
花ガラ落つる物読むときに
賀茂川の段差の水も春めきて
吾が影長く 流れに写す
草伸びて 足にまとえる散歩路に
踏み行く処 つつじ咲きつぐ
雨 ....
近くにて花火の爆ぜる音のして
幼等の声 広がりてゆく
指染めて高菜をもめばよみがえる
故里の畠にゆるる菜の花
窓明けて寝ながらに見る夏の夜
高層ビルの窓に動く人影
夕立の前 ....
手の上にカプセルの薬あそばせて
次ぎ編む服の配色と決む
夢に見しことくり返し夫語る子等は
留守にて話題ひとこま
硝子戸に写る雪影大きくて二人の夜が
童話めきくる
首すじ ....
なじみ深き土地を去る日の迫りきて
一日短く覚ゆ昨日今日
何事も知らぬ猫といて この土地を
離るる事を息子は言ふており
感傷にひたるひととき青梅が
音たてて落つ庭石の上
....
ポッケさんのむさこさんおすすめリスト
(4)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
61P_「短歌2」より
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むさこ
短歌
5*
07-9-23
52P_「短歌2」より
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むさこ
短歌
8*
07-8-3
36P_「短歌2」より
-
むさこ
短歌
6*
07-7-17
4P_「短歌2」より_〜塩田より京都へうつる時_昭和三十四年 ...
-
むさこ
短歌
11*
07-3-28
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