すべてのおすすめ
夜空を指す 
背の高い木の枝先に引っかかった
宛先の無い
青い封筒 

何処にも届けられぬまま 
あやうく風に揺れている 

( 無闇な言葉ばかり、{ルビ零=こぼ}れ落ちていた。
( ....
その人の瞳の内に 
永久の春が在り
遥かな昔から
桜の木が立っている 

冬の冷気を越え 
降りそそぐ春の日射し 
今にも開こうとする無数の蕾に 
こころは{ルビ軋=きし}む 

 ....
ポッケさんの服部 剛さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
月夜の木陰_- 服部 剛自由詩1007-3-25
「_桜_」_- 服部 剛自由詩16*07-3-23

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する