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いつの日にかめぐりあいたい
半生のうちで別れたひとたちと
春の朝なら花園のなかで
 夏の昼間なら木漏れ日のしたで
  秋のゆうべなら紅葉のしげみで
   冬の夜中なら街灯のかたわらで

 ....
セピアいろした靄のなかでは
柄物を照り返す鬼火は見えない
(ふやけたエナージーが衰退したからか)
そして 空洞化した脊椎のなかにも
白物を跳ね返す漁火は見えてこない
(病んだ血が淀んでしまっ ....
   ふゆのひかりがくすぶるなか
 はいいろのかげをひきずりながら
  うすきみわるくちかづいてくる
       ひびだらけのそぞう

    くぼんだみぎめのおくには
しんじょうもがん ....
川口 掌さんの信天翁さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
遠い国- 信天翁自由詩408-1-30
眠っていたい- 信天翁自由詩307-8-10
塑像- 信天翁自由詩307-2-22

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