すべてのおすすめ
好きだけれど好きって言えない
忘れたいけれど片隅に残っている
枝毛が一向になくならない
いつも時間に遅れてしまう
素直に謝れない
本当の事を話そうとする度おどける
天邪鬼過ぎ
テンション ....
すぐに止むことを知りながら
傘を求めに店へ走った
ううん、傘は口実にすぎない
漫画やドラマのように撃たれてみたかった
ヒロインになりたかったんだ
雨に混じって泣いてみたかった
あのヒロイン ....
きみの心の扉をレッツノック
こんにちは入ってもいいかしら
って足かけちゃったもんね閉めたら痛いよ
ちょっと話がしたかったんだ
聞く耳持たないって?
じゃあ帰るよごめんね
きみの心に目指 ....
きみと今日はどこへ行こう
みかんの木のあるあの公園がいいかな
ときどきすれ違う人と挨拶したりして
歩きながらアイスでも食べようか
くすっと遠くで笑うきみを見つけ駆けた
きみを誘ったあたた ....
ダイヤル式、赤の公衆電話
バーの片隅に隠れるようにあった
この電話って使えるわけ?
マスターはゆっくり頷いた
つい懐かしくてコインを落とした
手は勝手にダイヤルを手際よく回す
この ....
ふと思い浮かぶ言葉に思い入れは無く
でも考え尽くした言葉より重要であり
思い入れが無いので重要さを忘れがち
今日何を考えて時間が過ぎていたのか
全く記憶にございませんごめんなさい
数 ....
自分を苦しめる両手を拘束し
君を追い詰める両脚に刃を
時を刻む靴をごみ箱へ投げ
現実と真実を繋ぐ鏡を砕いた
自分に対してどれが最良で
君にとって何が的確で
時間がどれだけ必要なのか
....
気の休まる場所なんて何処にも無い
眠っている間は意識が飛んでいるから違う
家にも会社にも居場所はあるようで無い
何処に行っても人はそこらに居る
かといってヒトリはごめんだこれ以上
どうやって ....
図書室の隅で本を読むあの人を眺めて小さくため息
西日射す閉館1分前に交わす一瞬の視線
あの人が去った瞬間に嬉しくてガッツポーズ
よかった今日も会えた、と喜び噛みしめ振り返ったら
忘れ物を取りに ....
あんなにきみのこと好きだったのに
今じゃ全然必要としていないの
あんなにきみに会いたかったのに
今じゃ本気でどうでもいいの
時間薬が効きすぎたみたい
誰に対しても一歩引いて見ている自 ....
昨日昼から降っていた雨は
夕方には局地的にひどくなったようだ
たいした雨に遭わずに帰宅できたが
天気予報を見忘れて傘を忘れて出かけた
当然雨になるなど知る由もなく
憂鬱だった昨日午後 ....
星は遠く遠く空の向こう
手なんて全然届く距離ではないのに
ひとつ星が空を駆けたとき
捕まえられるような気がしたんだ
でもそれは夢の中の出来事にすぎなくて
当然星なんて駆けてもいなくって
....
愛の罠
何時の事
嬉しい思い
遠慮しながら
思い出す過去を
貝の音
軋む空間
靴音に怯え
喧騒を好む人
鼓動が聞こえる
囁く声
静かな日
涼しい風音
精神を病む君
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手をつなぐ行為は
お互いが求めるから好き
肩を抱いたり
腰を抱いたりするのは
ほら
片側からの求めた行為だから
今日も手をつないで歩こう
いつも手をつないで歩こう
ずっとね
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