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信号のない歩道。

乳母車と母親。

止まらないワンボックスカー。

止まった初心者マーク。

流れを止めた罪悪感。

お辞儀をされた優越感。

信号待ちで追い付いた。

 ....
その坂の上は外人墓地になっていて
少しだけ風がそよぐ。
港町を見下ろすその場所で、
土の上に居場所をなくした人々が 眠っている。

その風を、汗に濡れた指先でなでるのが好きだ。

 ....
わたしに春のかぜをくれたあなたは

いつも冬のかぜをあびていました


人には春を
花を喜びをいっぱい渡すのに

なぜ
自分には冬の吹雪を与えつづけるのですか


春の訪れを拒 ....
手紙を書こうと思います

手紙に包みたい言葉を
一つ
二つ
頭の表面に浮かべては
想いを添えて文字にします

すると
私の声が録音されて
音となって
あなたに届きそうな気がします ....
あなたを自分の中に招き入れる自信はないくせに、
あなたに土足で踏み込む私。
自分勝手でどうしようもない。
あなたのそばに居たいのに、
あなたを傷つけよそ見ばっかり。
後戻りできなくなってきた ....
それはあなたの白目だと思います
超高速道路をとりあえずアルピーヌで
ジュースがぶ飲み
猿のおもちゃを放り出せ
フライパンの中身をぶちまけろ
それはあなたの白目だと思います
グーチョキパー
 ....
引っ越し間近のがらんどうの部屋で大笑いが起きても

密度が足りない

底上げをしなかったコンビニのナポリタンみたいだ

いらないものが無さ過ぎる。
あまりに完璧なうんこは美しい
尖がった頂点や方向性も全く無く、水に落ちて飛び跳ねる気配も無い
その場にどっしりと構えた勇姿
女性の曲線美を彷彿とさせる丸みに、ほかほかの肉まんのような湯気
外見 ....

駐車場で暮らす人と知り合いになった
駐車場の
車一台分に四角く区切られたスペースに
うまくお布団を敷いて
机を置いて
入れ替わり立ち替わりする車のヘッドライトを灯りにし
雨が降れ ....
君が俺のことを
       『好き』
   だとか
       『嫌い』
だとか、わかんんないけど

一つだけ確かな思いがある



   俺は君を愛してる

       ....
大好きだったあの人と別れて。
そろそろ一年。

そろそろ、だなんて曖昧ですね。
仕方ないでしょう。

憶えてないんですから。

あの頃の記憶を穿り返せば、
何となく思い出せる気がしま ....
それは
わたしがあなたに気がつくこと
あなたの今を、想像すること

わたしがわたし自身でいるためには
あなたがあなた自身でいることが、必要だということ
どこまでも。

欲望 ....
泣きながら
家に帰る
石をけり
缶をけり

手をつないでくれた
一緒に太陽を
追いかけ
迷子になる

又朝一緒に
学校に行く
10円みつけた
コーラ飴を分けた。
テーブルにばんそうこうが貼ってあった


また3歳の娘がイタズラしたな、


と思って剥がすとそこには


小さな傷があった
灰色の街に

俺たちの轍が

友情はぬるくて

裏切りのまえで

アルコールのはいった兄弟


ブランコのよこで

頬をうたれる

女の顔のてり返し


灰色の街に ....
逢いたくて ただ待ち続ける
{ルビ七夜=ななよ}の月 もうすぐアナタに逢える

たった一夜{ルビ一夜=ひとよ}のため 幾夜を越えて
想い続ける 月と共に
月が欠けても 月が満ちても
アナタ ....
愛は変化を許容し

憎しみは努力を促す
誰だって あって当たり前なんて耐えられない
誰だって なくてはならない存在でありたいから
互いを伝えあうんだよ それを 選んだんだよ

与える 与えられる その繰り返しなんだね
理想は気配を ....
揺れるものが
すきだ

ぶらんこ
はっぱ
おっぱい
おしり
ぷりん
せんたくもの
くもの糸
みずたまりの青空
海のそこからみたひかり

なみだとほほえみ ....
山脈に囲まれている
翼を持つ者しか辿り着けない場所 君の住む山都である
ここに住む生き物達は皆翼を持っている 都の中心に神殿があって 生き物達は飛び交っている その景観といえば壮麗である 天国の建 ....
1 + 1 = I Love You

2 - 1 = I Miss You
濡れた緑で
夜空を見上げる
数秒後にこの星空が崩れてくるのを知っている
そんな目で
おまえは言う

なんて きれい

薄い唇は街の光を捉えて
俺はその前に沈黙して ....
水溜まりに映る
青く、吹き抜けた空の
隅っこで泣いている
雲を見つけた
 
そこだけが
深い灰色に沈んで
しくしくと
雫を落としている
 
 
大丈夫ですか、と
声をかけると
 ....
昨日の意味に縛られて
今日を呪い
有用の現実を拒絶するのは


喪ったモノ
喪いたくないモノ
それを決めるのは
自分以外のある存在



明日の理想に囚われて
今日 ....
こたえ、という
ことばそのものは
とてもかよわいものです

だからといって
あきらめたりはせず
突きつけることもせず
こころは、そう
並んでいけたなら
じゅうぶんだと思います ....
お袋の本を貸したら
紙にペポ君へと書いて
蟻を10匹書いてあった。
子供だねと言ったら

子供だもん!
でも始めて貰った。と言ったら
お袋は喜んでいた。
足はほとんどが6本だけど

 ....
知らぬ盛り場の暗闇で
合金が茹だり少女の吐息を赤く待つ今夜
古い毛皮を人毛と取り違え
それは
それでも良いのだと電灯の下で上手くくすむ古母
切れた人毛から吹き出す液体を照らす太陽は
常 ....
寂しい夜には

君の好きな曲を聴く

すると 思い出すんだ


必ず 君がそばにいて

必ず 一緒に笑い合って

必ず まだ見たことのない

地平線の先について 語り合う
 ....
鏡を覗いたら

頭に白い糸がくっついてた

頭だけじゃなくて

手首にも足首にもくっついてた

どうやら上からさがってるみたい

それで上を見てみたら

大きな私がいた

 ....
君が、いつもは強そーで男っぽいフリしてるのに「ミルクレープ、自分へのおみやげなんだ」って女の娘の顔してくれた時
僕、ときめいた

君が、何歳も何歳も年下でまだ幼さも残っててほんとは死にたくて死に ....
相良ゆうさんの自由詩おすすめリスト(160)
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