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未来のような
だだっぴろい草原で
詩を読んでくれたのは誰だっただろう
幸福のような
雨が降っていたのはどこだっただろう
なにからなにまで
や ....
僕は、いる。
空気を使って、
時間を削って、
場所をとって、
血を飲んで、
地を踏んで、
君を傷つけ、
君を救って、
君は笑い、
君は ....
君の身体の片隅に
夕焼けが腰をおろすころ
僕は心の模様をたどる
君の存在を指でなぞる
それは下書きのまま君にあげる
いつまでも清書でき ....
停止線を越えたぼくの感情のかたまりが
きみの言葉で編まれたハンモックに絡め取られた
ぼくが自分の臆病さを知る頃にはすでに
第二の呟きが世界の水面に波紋を描く
....
あのひとは僕の日々だった
飲みかけの牛乳パックなんか見てると
なぜか思い出してしまう
あのひとと話した 他愛のない未来
使い慣れたグラスにミ ....