すべてのおすすめ
部屋照らす朝日のように春が来た
桜咲き川沿いの道君がいる
秋がわらう。君がうたえばいつでも。
遠くで木影が弾くまだ見ない日々。
造花のブーケとともに、午後を見送る。
ざんざんか空は秋には同じうた
秋空と夏空。冬空と春空 ....
{ルビ朝寒=あささむ}や子宮の奥へしのびこみ
初秋の路上に晩夏わだかまる
塗りたての青あざやかに秋の空
コンビニで桃缶さがす風邪の人
ほおずきが臓器のようにおち ....
ねぇ‥? うん。 冷たい風が 縮める距離
何もない空一面の爽やかさ
月ひとつ私を見てる夜の窓
夕暮れになくした道を思い出し
きらきらと空は大漁鱗雲
天の川銀河鉄道夜を往き
曇り空ひとり淋しく留 ....