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遠ざかった
昼過ぎの暑さきびしく
伸びやかにあれど迫り来る
車輪きえず
心すれ違い赦すことばかりが増え
いつしか
灰色が世界の四季だと知る
なんのいみもなくて
かざぐるまのよう ....
そして明け方にふり返らずひかりつづける
(たしかに螢のような光が成長を始めていた。)
薄い紫雲
日没からの柔らかい犀棄を終わらせ
降りそそぐ
たくさんのラインが印象をなぞる
....
疲労の日
弾丸の詩口より寒い報告書
それはさせません
どれが静かに叫びましたか
どれが塵を払うお金の
どんな雨季への小さな指の間隔まで
その日数倍のバスの間に敷かれたことでしょう
....
意識は留まった
その熱狂的に冷たい
閉鎖の表情が闇に砕け散り
白い壁の心は僕には白すぎました
路傍のコンドミニアム
季節は変わるすべなく
黄昏にうしなった
僕を優しく包み殺し
....
朱銀のスプレーを吹きかけ
月が街灯に拡散し立ち昇る黄蝶の渦巻き
肌寒いモノクロリボンを路地裏に解き放したまま
退廃のエアープレインが
氷雨玉の群れを爆撃してる
なみき通り
倒錯したガー ....