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電話を待っている

便利になったものだ
子機を取りにいかなくても

いつも電話はかたわらにある

包み込むような
文学的文章を書く人は
どんな声をしているのだろう

そう思いなが ....
何度決意しても

捨てられないものがある

過去に生きているわけじゃないけど

宝物のような思い出は。

そっとそっと
しまっておいて
温かいままでいたい

こんな寒い雨の夜に ....
この キモチ
あなたのもの

伝えることが
うまく できない
まっすぐすぎる
あたし

感じたんだ
あの時
あの日

あなたの
精一杯の
やさしさを

ボケとツッコミが ....
午後 4時44分

見上げると
東の高く

薄い青空に
少し欠けた

白い月が
浮かんでいた

立春もとうに過ぎたのに
しばらく
引きこもっていた

たまっていた
所用 ....
それは
冬 限定の屋台

あたしの
生まれた
県北の街
深谷市西島の
母の実家の前に
現れる

夕食前の
薄腹の空いた時間

銭湯のまん前の
母の実家は
タバコ屋さん
 ....
甘えんぼな あたしは
あったかいひと
やさしいひとに
ふれると

ホワンとしたきぶんに
なってしまう

気を全開にゆるしてしまう

たまに失敗することもあるけど
猫の勘はたいがい ....
欝になり
しばらくして
料理をすることが
困難になった

そして この10数年
簡単な料理以外は
作らなくなった

末の子は
あたしの手料理の味を
知らずに小学校にあがった

 ....
気がつくと

あなたと同じ背格好の
ひとの首筋を捜してる

忙しいひと

メールも 
ままならない・・・

でも でも
あのときの笑顔
だけこころに残して

日々を送ってゆ ....
生田 稔さんの森の猫さんおすすめリスト(8)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
着信- 森の猫自由詩17*12-8-2
捨てられないものがある- 森の猫自由詩18*11-12-3
あなたのもの- 森の猫自由詩6*11-2-21
白い月- 森の猫自由詩16*11-2-19
屋台- 森の猫自由詩18*11-2-5
あったかいひと- 森の猫自由詩13+*10-7-28
キッチンドリンカー- 森の猫自由詩4*10-3-30
あなたの背中- 森の猫自由詩4*09-10-5

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