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自由に詩を書く
体が風に煽られてTシャツが風船のように膨れ上がる
飛び上がる
静止して
世界を眺め回す
笑顔になって空を見上げる
降るような星の夜空を手に握ったまま
彼方を見つめる
詩 ....
近代化の波を受けた川の大都市は工場を次々と建設し朝早くから煙をもくもくと吐き出している
その傍らには経営が上手く行かず潰れてしまった工場が
人間の生きる為の象徴のようなバーミリオンの太陽が地 ....
君と曲がりくねった梅の道を行く 霧が降ってきて先が見えない
この世界はまだ創造されていない あるのはこの梅園だけだ
頂上に着いて木のベンチに腰掛ける 君は大人しい 黙ってこの視界の悪い景色を ....