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秋から冬へのかわり目だった
昔やった結核のあとも痛んだ
今週はお葬式がふたつあった
まだ午前11時だというのに
夕方の重さを含んだ光だった
曇り空はいい方かも知れない ....
出張で
たまに訪れる
このホテル
秋のくすんだ
悲しみ
いつも
おそわれる
湖畔の
このホテル
出張で
たまに訪れる
このホテ ....
夏休み
なんかいめかの
花火をする
お盆さえ
いっしょにいてやれなかった
贖罪を
火にくべる
はなやかな花火のあとに
さっきした
線香花火
....
ボーダーラインをひく
それは円かもしれないし
直線かも
または曲線かもしれない
さて、
こっちとはどっちなのだろう
たとえば円とは
ボーダーラインの内側なのか ....
おうっ。
おういぇー。
そうでやんすか。
カラオケに。
つきが。
とってもまるいから。
夜はあおい。
蝉ぶんぶん。
光がしろい。
おうっ ....
理想を過小評価しすぎている
現実にはとらわれすぎている
現実とはバネのようなものだ
理想とは空間のようなものだ
新幹線を使って
東から西へと移動してみる
リアル ....
きみの夏休みが
いまからいよいよ
だということは
寒いところに住むのだろう
空ぜんたいが風だろう
薄い光とも話すだろう
すれ違うこともないだろう
きみ ....
異常気象
もう何年がたつだろう
平均値も
だいぶ上げてきたんじゃなかろうか
夏休み
夕方見ている
時代劇の再放送
かみなりの下で
灰皿がわりの
....
はじめてだ
人生上はじめてだ
時間とまってくれ、思たんわ
みんなから給料二万とったら
百万か、けっこう集まるな
月給百万あったら優秀なん来るやろ
ぐうで殴った ....
七月の終わり
七月が終わり
七月の尾張で
あやまちを共有化する
ベクトルの終着
ベクトルの出発
七月の終わり
七月が終わり
七月の尾張で
....
すでに家でくつろいでいます
TVで天空の城ラピュタを観ています
シータが空中に浮いているシーンを観ていたら
あなたに話した
ふしぎな記憶を思い出しました
スカイダイビ ....
男から暴力をふるわれていたという女
その告白
生身をまえにして
紙で読むようにして
その告白
男から暴力をふるわれていたという女
俺はちんちんで
それを聞 ....
名古屋にも
とつぜんの雨とカミナリ
神戸のあなたからの
メールから数時間後のことだ
天気は西から来るのよね、
夕焼けきれけりゃ、あしたは晴れよね、
名古屋に ....
あたらしい経営をしたいのに
モチベーションの高め方にしても
あたらしいものをさがしているのに
またきょうも
接待ゴルフかなんかで土曜日だ
昭和のビジネスまだやってるよ
....
どんなことを思って歩いたのだろう
泣きながら歩いて帰ってきたという
すれ違ったひとびとと
あいつはどんな交流をもったのだろう
友達どうしが大喧嘩して
こわくなって泣い ....
まっすぐな雨が
甘い風をおこしている
とおくで蒸せる
植物たちは黒のうちに
存在するものの証明
証明するものの存在
まっすぐな雨が
甘い風をおこしてい ....
さよなら
引っかきキズ
小焼け夕焼け
ちっさな破裂
さよなら
くもり空まい散る
悲しみの水
黒い鳥まい過ぎる
さよなら
引っかきキズ
....
夜道はすこし冷えていて
春のほこりが涼しいのです
雲のまうえにくっきりと
月が油膜を光らせています
夜景はいつも
柑橘系の彩りです
金網の向こうで
車がどこか目指します
夜道はすこ ....
韓国のかたを接待する
はじめて会うひとたちだ
韓国語のあいさつって何だっけ?
カムサンミダ?
水商売のおんなたちが
着物で歩いたり
小綺麗な顔をして
タクシーで過ぎてゆく
天ぷら屋さん ....
空に月
透明な
群青色に
月が
低いかすれ雲を照らしている
なんにもない
孤独もない
ベンチの鉄が
つめたいね
空に月
透明な
群青色に
月が
低いかすれ雲を照らしている
決勝戦の日
その朝早く
正吾はひとりで甲子園に来ていた
四年まえの占い師の言葉が嘘でなければ
きょう、俺は、甲子園の優勝投手になるはずだ、
高速道路の屋根のしたを歩いて
蔦のからまる球場に ....
異常気象で
冬は春のふくよかさの中にあった
異常気象というのが寂しかった
親父が不正した金で
家族旅行をした思い出のようだった
からだはゆるむ
幸福であるかのよ ....
つめたくて
やわらかな
夜中の大気だ
コンビニの袋を
ちりちりといわせ
二人で歩いていた
着込んでいるのに裸なふたり
既婚でいるのに
ややこしいこと ....
生田 稔さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト
(53)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
冬の空
-
吉岡ペペ ...
自由詩
3
07-11-2
このホテル
-
吉岡ペペ ...
自由詩
1
07-10-15
夏の祈り
-
吉岡ペペ ...
自由詩
7
07-8-28
ボーダーライン
-
吉岡ペペ ...
自由詩
2
07-8-26
おういぇー。
-
吉岡ペペ ...
自由詩
1
07-8-1
文明
-
吉岡ペペ ...
自由詩
1
07-7-29
きみの夏休み
-
吉岡ペペ ...
自由詩
1
07-7-27
かみなりの下で
-
吉岡ペペ ...
自由詩
1
07-7-27
われなべにとじぶた
-
吉岡ペペ ...
自由詩
1
07-7-22
七月のおわり
-
吉岡ペペ ...
自由詩
1
07-6-21
パラシュート
-
吉岡ペペ ...
自由詩
2
07-6-15
しらなかった時間
-
吉岡ペペ ...
自由詩
1
07-6-14
神戸のカミナリ
-
吉岡ペペ ...
自由詩
2
07-6-10
欲ばりなのかな
-
吉岡ペペ ...
自由詩
2
07-5-19
オレが死者になったとき
-
吉岡ペペ ...
自由詩
1
07-5-10
五月雨
-
吉岡ペペ ...
自由詩
2
07-5-4
さよなら
-
吉岡ペペ ...
自由詩
6
07-4-21
夜の油膜
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
1
07-3-2
新地も夜更けて
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
1
07-3-2
地球から見る宇宙に
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
1
07-2-28
火のリレー
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
1
07-2-27
春のふくよかさの中で
-
吉岡ペペ ...
自由詩
4
07-2-10
着込んでいるのに
-
吉岡ペペ ...
自由詩
7
07-2-10
1
2
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