すべてのおすすめ
あぁ、そうか
僕は僕だったんですね
気付いてしまいました
つまり僕は今まで
僕を演じていただけで
なんていうのか
僕自身が勝手に
ありもしないドラマを
でっちあげて
存在もしない ....
あまりに授業がつまんないから
後ろの方の席で
寝たふりしていたんだ
そのうち授業も終わって
学級委員の相馬君が
「起立」って言って
みんなの立つ音が聞こえてきた
それでも ....
目の前を足早に通り過ぎる人々
僕なんて視界にすら入らないみたい
淋しいのは慣れっこだよね
ゆいいつ差し伸べられた手
温かくて大きくて
淋しいのは慣れっこなのに
不意 ....
四角に切り取られた思い出
瞬間は永遠
時は留まる事を知らずに
永遠は色褪せたとしても
あの頃よりも素敵な笑顔で
どうかな?
きっと笑えてるよね
いつかどこかで
また ....