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嫌になるときだってあるよ
そう言うと
友だちは笑顔でうなづく
さほど広く無い部屋に
ふたつ机を並べ
四十六時中
お互いの気配に触れ合って過ごす
それでも机と机を隔てる
背の低い ....
背後から抱きしめられる気配が
して
「だぁれだ?」
そんなのあなたに決まっているのに
他のだれかを想像してみる
雪の降らなかった今年の冬を
ひとりで歩いてみた
行き先なんか
決めた ....
たぶん、ここの現役さんのなかで投稿された作品を一番読んでいるのは、ぴ@じゃないのかなと思っています。お名前を勝手に出して申し訳無いのですが、ここでの古参のおひとり、たもつさんが4187ポイント出して ....
今朝卸したばかりのお洒落なパンプス
爽やかな淡い色合いのパンプス
新人さんと間違えられたくない思いで
ヒールをちょっと高めにしてみた
でもつま先はさっきからストッキング越しに
どこか逃げ道を ....
詩人は
小心者で繊細な癖して
意外とだらしない
ちらかった原稿用紙の上
飲みかけの缶ビール
吸殻だらけの灰皿
空の100円ライター
そして一冊の詩集
ボードレールの悪の華
詩人は ....
街中を歩いていて
誰が詩人か
ひと目で
わかるのだろか
詩人らしい格好
たとえば
ベレー帽とか
黒っぽい服装に
サングラス?
詩人は
多分貧乏
だろうから
ブランド品な ....
ニ日酔い眠れぬ朝に大あくびホテルよりいずる朝日のなかで
何故に外したネクタイ風にのせ一心不乱にバット振るのか
振りぬいたバットの先に君がいて微笑みの向う打球飛ぶ
乾いた音ひとつふたつ ....
おいらは死にたい
死にたいよ
ネクタイで首を
吊ろうと思ったが
何故かおいらはクールビス
死にたい
死にたい
死にたいよ
飛び込む電車に
サラリーマン
サラ金地獄 ....
何故かホームレスは街に棲む
しょざいなげに地下道に
初夏の花咲く公園に彼らは居る
両手いっぱいに袋を下げて
おきまりのレゲエ状態のヘアスタイル
かの国でも何故か彼らは
ショッピングバックを ....
誰かに
みせつけるように
差し出した
蒼白い手首に残る
ためらい傷一筋
取れかかった瘡蓋
赤い傷口に
鈍く光る刃先
何故に
ためらったのか
死の際で垣間見た
希望と言う名のま ....
思想が消え去った
世の中で
金の重さだけが
身にしみる
生の果てに迎える
死でさえも
路上で死に絶える者と
大学病院で手厚く
看取られる者がいる
同じ死であっても
同じ死で ....
生田 稔さんの恋月 ぴのさんおすすめリスト
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タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
桜の季節としゃぼん玉
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恋月 ぴ ...
自由詩
36*
07-3-10
だぁれだ?
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恋月 ぴ ...
自由詩
42*
07-3-7
素敵だなと感じさせてくれる詩作品って…
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恋月 ぴ ...
散文(批評 ...
34*
07-2-27
Blue_Note(斜光線)
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恋月 ぴ ...
自由詩
27*
06-5-23
詩人の性格
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恋月 ぴ ...
自由詩
10*
05-7-8
詩人
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恋月 ぴ ...
自由詩
3*
05-7-7
新宿_(愛の街角)_第一章
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恋月 ぴ ...
短歌
2*
05-7-5
雨模様死景色
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恋月 ぴ ...
自由詩
5*
05-7-2
ホームレス
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恋月 ぴ ...
自由詩
15*
05-6-29
恋愛死
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恋月 ぴ ...
自由詩
5*
05-6-28
死想
-
恋月 ぴ ...
自由詩
6*
05-6-27
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