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雲白肉
続くピータン
ハタの清蒸
東坡肉
締めは炒飯
牛タンを
鉄板越しに妻をみて
にんまりと
頬笑むくちびる
濡れる夕食
べに椿
くびから落ちる
悲しさに
静かな余韻
我が身を映す
ボヘミアの森深く
小人たちが踊る饗宴
小麦の薫るパン
燻したソウセージ
キノコのスープ
厚切りのハムステーキ
クリームシチュウ
ドングリのクッキー
いつまでも終わらない
....
もの言わぬピエタを前に
ぼくはすでに言葉を失っっていた
何を語ることもなく
鼓動だけはゆっくりと打ち続けていた
螺旋の彼方に消えて往ったおかあさん
ぼくは何かを伝えたかった
も ....
止まらない
膝をテーブルに
打ち付けた
狂った果実
桃が弾ける
雨が降る
冷えた肩を抱き
河ながめ
狂った時計
まなこを落とす
胃を失くし
ビール飲めない
悔しさに
じっと妻みる
嫉妬の想い
星すばる
オリオンの影
凛とした
冬を間近に
姿を魅せる
トーストに
バターをぬりつけ
ジャムを塗る
朝の幸せ
今日を占う
一発の
命をかけて
仰ぎみる
空の青さと
海の碧さを
ささやかな
想いをいれた
背中には
いまも消えない
夜の傷跡
ぼくは空を舞っていた
ただ それだけなのに
貴女はロンギヌスの槍を放ち
この胸を貫いた
戸惑い
心臓が張り裂けそうになる
その言葉だけがこの胸を貫いた
まだその瞳も見ない ....
オリオンが
そろそろ昇る
秋空に
願いをかけて
夜は更けゆく