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張り詰めたラップを着て
新しいキャベツが店頭に
テカテカと並んでいる

両手に乗せて天秤になるひと時に
良いキャベツは感覚で選ばれる

冷蔵庫で
一枚ずつ身包みを剥がされるのを待つ間に ....
悪魔を見た
安いビニルの身体で
人の空虚を食っていた

記憶は物質だかんの
食えるんじゃ
塩気やら辛味のある
辛気臭えのが美味え

長すぎる手を
折り曲げて立ち
瞳は大きいが細め ....
新しい年の最初の日
朝起きたら羽根が生えている
きっと人間の進化した姿なのだ

翼を広げて大空を飛び回っている
きっと気持ちいいのだろう
高度の維持に必死でよくわからない
俯瞰する町は青 ....
つむじまがりさんの木屋 亞万さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
瑞々しい嘘- 木屋 亞 ...自由詩4*09-3-11
悪魔はできるならば嫌われたくなかった- 木屋 亞 ...自由詩2*08-1-10
進化する- 木屋 亞 ...自由詩2*08-1-6

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