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この手が
いくつもいくつもあったなら
泣いて光をうしなっている
あの子の
背中を
なぜてあげたい
頬にこぼれるものを
ひろってこの川に捨てたい



この手が
いくつもいくつも ....
つきと金星のあいだに
カチャリと流れていったものが一瞬をすぎて
それは未来のような行方で


幸せとか苦しいとかというものと別次元
何もない世界のもとにある、わたし
すべての動作や感情を ....
雨の降りそうな赤い夕立前に
背中だけ次々落ちてきた
それはいつも誰か
夜の底辺、まどわされる時間へ
ふかした歌を染み付かせていて くたびれていて

もう煙らないんだ
もう静まないんだ
 ....
優飛さんの唐草フウさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
この手- 唐草フウ自由詩13*07-8-7
首飾り- 唐草フウ自由詩14*07-7-25
伏し目- 唐草フウ自由詩10*07-7-14

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