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これまで
たくさんの人と出会ってきた
ただぶつかっただけの人もいたし
ふり返るだけの人もいた
目線を合わせただけの人も
いい出会い 悪い出会い
たくさんあったろう
だけど私 ....
人はどうしてこんなにも
寂しさ感じてしまうのだろう?
私が知っている限り
独りの人はどこにもいない
なのにどうして人はみな
寂しさ感じてしまうのだろう?

孤独であることどうして怖い?
 ....
ああそうか
何も 変わっていないんだ

暗く 耳が痛いくらい静かな夜に
ゆるやかに しめあげても
浅く 傷つけても
やっぱり そのまま

背中を向けると
追ってくる
その 柔らかな ....
 庭にあった軽石が
 私に話してくれました
 「私はほとんど変わらない
  雨が私を穿っても
  風が私を削っても
  私はわずかに欠けるだけ
  欠け続けながら今にいる」
 人も案外そ ....
苦しまなくていいのなら
私は今より馬鹿でもいい
素直なままでいられるのなら
私は大人になってもいい
綺麗な心を持つことが出来るなら
私は現実に目を向けてもいい
いつも純真であり続けられるの ....
その夜の月は
暗闇の中にぽっかりと開いた
白い穴のように
輝いておりました
私は
目を背けることができず
ただただ
見つめておりました
月は
ほんとうにまん丸で
とっかかりがありま ....
あなたとの
夢を見た

一緒に
波のない青い海で
手をつないでいた

でも目を覚ますと
私は独り
どうして
手が離れてしまったのだろう…
隣には誰もいない
 ....
鏡を覗いたら

頭に白い糸がくっついてた

頭だけじゃなくて

手首にも足首にもくっついてた

どうやら上からさがってるみたい

それで上を見てみたら

大きな私がいた

 ....
夕闇せまる中
水面にゆらり ゆらり
満月に近い月が
ゆっくりさらさらと
映っている
それは
雲が少し出ていたので
淡く光る月だった
そんな中私たちは
海の中を
 ....
優飛さんの麻生ゆりさんおすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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月は渡る- 麻生ゆり自由詩7*07-5-22
福音- 麻生ゆり自由詩4*07-5-20
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