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一生なんて一瞬だなんて

(りんごが落ちるみたいにひどい顔)

好きだって言ってくれたのに

(だけども今恋してた)

笑わないでよ

(りんごの匂いは血の味に似ている)

笑 ....
愛について
優しさについて
僕は何もいえないし
本当の事なんて何も知らないから
僕は君を抱きしめたんだよ

伝わればいい
ただ
僕のぬくもりとか
それだけでいいから
君に伝わればい ....
記憶の中でざわざわとゆれる
届かない手のひらを裏返す
もどかしい程に幼い記憶
それはいつまでも声になる事無く
心を刈り取って行く
まるで古びたロープが
音も無く千切れゆく様に
静かに
 ....
朝を銀色の風が運ぶ
そっと包まれる静かな時間
繰り返す透明なセンテンス
目に見えないエッセンス

窓越しにすれ違うあの子に
目配せをしながら通り過ぎる
本当は気がついて欲しいんだ
太陽 ....
いつまでも変わらない
そんな優しい歌の話をしよう
夏の朝焼けの中で見た
あっという間に消えていった夢の歌
小指が触れるだけの
小さな思い出が
大きく膨らんでしまわない様に
小さな夢の話を ....
ハロー傷心の君
ハロー寂しがり屋の君
ハローなんだか疲れちゃった君
ハロー僕の声が聞こえますか?
世の中はなんだか少し複雑だけど
子供の頃を思い出してご覧よ
世界は本当は単純なんだ
あの ....
子供の頃世界は
今より青かったとおもう

あめふり

電車に乗って目を閉じる

水の匂い

目を開けると
世界は青くて
子供に戻れる気がした。
夏から秋の前触れは
記憶の鈴が鳴り響き

秋から冬の前触れは
朱い風が吹き抜ける

冬から春の前触れは
氷の命が顔をあげ

春から夏の前触れは
銀色鱗がまぶたを覆う

また一年 ....
太陽が沈み世界が透明になる頃
アルコールランプを消した


吸い出される琥珀は僕の記憶
人目を憚る様に
そっと吸い出されていく

吐き出す息は世界にあわせ
透明に消えていく
僕は酷 ....
ちゃぽんと音がするので
ふり向くと
道端にいわしが跳ねていた

どうしてこんな所で跳ねているのか

と問うて見たら

どうもこうも無い
そんな事を聞くなぞ人間も野蛮になったものだ
 ....
夕方に無性に悲しくなったので
人参と玉葱とジャガ芋と
それから少し高いお肉を買った
湯気で前が見えなくて良かった
テレビがひとり
笑い声をあげている
俺ぁね、鼻毛をね、抜いたんですよ
そうしたらばさ
なんともまぁ可愛らしくない
小人がぶら下がっていてね
それはもう凄い剣幕で怒るんですよ
お前は何だぁ
何様のつもりだぁ
わしらの住処がぁ ....
毎日大層綺麗な服で
物憂げな瞳で空を見上げる
日中は動かずに
ただ静かに仕事に励み
他の事には一切関与しない
回りの仲間からはきっと
付き合いが悪いだとか
彼氏いないんだってとか
好き ....
優飛さんのプル式さんおすすめリスト(13)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
秋空にりんどうが咲いている- プル式自由詩3*07-9-30
銀の鐘は空に消える事が出来るのか- プル式自由詩5*07-9-4
波打ち際のボウタオシ- プル式自由詩5*07-7-31
君のえくぼにつまづいたんだ- プル式自由詩4*07-7-13
海と夏と朝焼けの波- プル式自由詩6*07-6-24
ハロー- プル式自由詩5*07-6-20
花嫁の装い- プル式自由詩4*07-5-31
_僕らが絡めた1_ミリの嘘- プル式自由詩4*07-5-24
琥珀の月は静かに笑う- プル式自由詩6*07-5-20
いわし- プル式自由詩7*07-4-30
僕はカレーを食べる- プル式自由詩6*07-3-7
悪い事ぁ言わねぇ- プル式自由詩10*07-1-11
マネキンに恋をした- プル式自由詩11*07-1-8

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