すべてのおすすめ
この草のにおいを意識し始めたのは、
いつからだろうか。
翳る当為が、こおりのように漂い、
透きとおる幻視画のような混濁のなかで、
きみどりいろに塗された、切りたつ海岸線が浮ぶ。

冬の呼吸 ....
木曜日の朝の雫が絶叫をあげている。
尖った街頭の佇まい。
通勤の熱気をはおったDNAのひかる螺旋の群は、
わたしの散漫な視覚のなかに、
同じ足音、同じ顔を描いていく。

振子のようなまなざ ....
優飛さんの前田ふむふむさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
感傷的な夏より—連弾する午後の夢- 前田ふむ ...自由詩33*07-7-26
五月の街- 前田ふむ ...自由詩31*07-5-26

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する