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きみもぼくも
流れている

時代の影で
時空の隙間で

本当はこんなものの為に
生きたくなどないんだ

真実はいつも
泥と手垢にまみれているから

時々みんな絶望する

ただ
見て見ないふりしてるだけ　.... いつも答えを探してる

路上の白線の上
電車の床下
人工の護岸
森を吹く風

だけど

最後の答えは
世界中のどこでもなく
この脳の中に生まれる

与えることと求めること

その間の
不確実さに揺さぶ　.... 今日のぼくはからっぽだ
なんにもない

誰かがぼくのなかで叫んだら
こだましてしまうくらい
からっぽだ


だから

何かで埋めたいんだ


満たしたいんだ

言葉がほしいよ
音楽がほしいよ
快楽もほ　.... 果てしない快晴の空
意識をずっと高く高く昇らせて

その先にある宇宙の広がりを
想ってごらん

無限のように広がる宇宙の
どこかに僕たちの帰る場所がある

未来も過去も
もしかした　.... 夜が明けて行く

ゆっくりと新しい今日が始まって行く

ちゃんと
地球は回っている

どんなに苦しくても
幸せでも

世界は変わり続ける

心配しないで
光は

届くから 人は空を見ていない

都会の中のビルの隙間にさえ
ちゃんと空はあるのに

人は空を見ていない

雲の端から溢れる光や
夕焼けの美しさに
気付こうともせず

冷たい日常にうつむいた　.... はるかな宇宙を彷徨い
ここへたどり着いた

今ここに居ること

でも本当は
どこにいようとかまわない

ここがどこでも
かまわない

僕は僕だから

そしてあなたも
宇宙か　....
1486 106さんのヒロシさんおすすめリスト（7）
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
時代の影- ヒロシ自由詩208-10-2
届かない夜- ヒロシ自由詩108-8-5
からっぽ- ヒロシ自由詩308-7-30
快晴の空- ヒロシ自由詩208-7-30
夜明けに- ヒロシ自由詩208-7-17
空を- ヒロシ自由詩308-7-9
永い旅- ヒロシ自由詩208-6-19
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