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遠いところから吹いてきた
風を感じている
静かな部屋
月光が射しこんで来る
月を見上げている僕の姿は祈っているように
見えているのだろうか
忙しい日々にかまけて
貴方と向き合うこ ....
地に足が着ききらない物語
表面にとどまる心象描写
もっと深いところがあるんだ
と
したり顔で批評するのは
簡単だけど
人の声を得て
人の身体を得て
息を吹き返した言 ....
風に吹かれ髪がひるがえる
ただ、風を受け入れる
きらめく波頭が目を奪う
ただ、光を受け入れる
潮騒と木々のざわめきが耳に届く
ただ、音を受け入れる
僕はいまここにいる
ただ、 ....
何処にでも行けるのではなく
何処かへ行こうとする意志
強靱なしなやかな
意志
を
僕は持たない
ひさしく
日常はゆりかご
ひさしく
旅に出ようとすることは
慣れ ....
北区にあるショッピングモールに移転することになって
先週末をもって閉店するはずだったエスニック衣料のお店
何故か今日も店を開いている
お店の移転を告げるポップ
その「6月末日を ....
背景のない世界
遠近感もない
乳灰色の空間に
僕はただ立っている
画素の荒い写真のような
朧気な白色光を浴びて
遠く人々のざわめきが
聞こえるけれど
方角すらない世界の中
ここか ....
綿ぼこりが部屋の片隅で
クルクルと回っている
小さなつむじ風が
部屋の中で起こっている
ふたつ、みっつ、
意志を持って踊るように
寄り添ってクルクルと回る
部屋に吹き込む風が ....
枯れ色を顕わにした麦畑は
豊穣の実りを得て
収穫を待ち受けている
その風景を見慣れない僕は
寂しい色としか捉えられない
咲き競う花々
明るく輝く若葉
新緑が萌え立つ季節に
....
職場の同僚に教えてもらった
初夏の広域農道は明るく開放的で
自然と車の速度も速めになっていく
ストレスフリーで思うがままに操る車
エンドルフィンが漏出して
ハイな気分で
車を操って ....
強い風が
いろんなガラクタを
吹き飛ばして残ったのは
からっぽの青空
どこまでも視線を
深く高く運んで行けそうな
純粋な空色をたたえた
からっぽの空
からっぽの空から
吹き下 ....
髪が耳を隠すくらいに伸びて
長髪にするの?
と
妻から皮肉にも取れるクエスチョンを受けて
久しぶりの散髪
ザクザクと刈り取られ
半分になった髪は
散髪前とまるで印象が違うから
....
1486 106さんのkauzakさんおすすめリスト
(11)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
遠いところから
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kauz ...
自由詩
6*
11-10-1
たったひとつの結晶でも
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kauz ...
自由詩
5*
08-8-6
海へ_(ただ受け入れる)
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kauz ...
自由詩
8*
08-7-30
旅人
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kauz ...
自由詩
3*
08-7-18
照れ隠し
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kauz ...
自由詩
5*
08-7-15
夢の終わりから、ずっと
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kauz ...
自由詩
5*
08-7-6
つむじ風
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kauz ...
自由詩
8*
08-6-18
かれいろ
-
kauz ...
自由詩
8*
08-6-12
皐月ドライブ
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kauz ...
自由詩
5*
08-6-6
青空
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kauz ...
自由詩
9*
08-5-19
髪を切る
-
kauz ...
自由詩
11*
08-5-7
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