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万雷の拍手浴びて

荒野を行く俺なのさ

足もとが定まらねえ

だれと戦うのだろうか

風が吹いている

だれと繋がれるのだろうか


白黒の月の道化師

主役じゃないの ....
歯車が鈍く動きだす

たいして動きもしないが


上に楯突き

下からは誤解され

誤解?

だれを護る?

なにを護る?

階段を上りかけ

まぼろしはまぼろしだ
 ....
浮上した潜水艦で灰色の海原をゆく

索敵されなければ帰れるかも知れない

よくある話だ

紛争地帯から戻ってきたカメラマンが

青信号の交差点で車に突っ込まれるなんて

たとえ港に ....
着弾まで伏せもせず目に映る絶望を見つめていた

物理学、化学、科学、人の手、努力、家路、寝顔、背広の匂い、

明日から、今から、どんな努力をしたらいいのか


沖縄の空をミサイルのつくる ....
有るということが前提のこの世界

無いは有ることへの反論と仮説

有るとか無いが本質ではないのだ


存在は

常に反論される

仮説に

過ぎないようだ


有るとい ....
黒い鳥が飛びはじめる

暗い朝

口笛のような哀切

後悔は

仕方ないわけでも

意味があるわけでもなくて


ただスマイル

スマイルだけが

宇宙をわたる方法だ ....
広い道のうえには

太い夜空が延びていた

商店街を脇にそれて

焼き鳥屋で腹をみたして

通りにでると風

風が吹いていた

外灯がまだ優しくなかった

宇宙基地に取り残 ....
授業中
屋上でトランジスタラジオ聴いてた誰かは
出張先で
セックスフレンドと寝てる
隠し事がでっかくなっちまう
考えることがまたひとつ増える

Re:なにかあったの
というサブジェクト ....
空を切る

豊かな梢

水色が蒼くて

空が悲しんだ


母のわだち

面影は

追いこす光


空を切る

豊かな梢

水色が蒼くて

空が悲しんだ
新横浜の風景を

しばらく品川と間違えていた

その風景にせつなくなっていた

品川にはきみがいるような気がした

白い光を放つビル

白い光に照らされた道

きみが歩いたかも ....
山のうえに

太陽がにじんでいた

アメーバのように

ちぎれそうに

ひかりがゆがんでいる


いのちは削るものなのですか

あなたは答えないかわりに

ぼくにそれを見 ....
木犀が息をする

星が散らばる

中天に傾く

オリオンを探す

あっちが南か

僕は独りだ


夜はとめどなく

秋の透明な孤独を

人はとめどなく

見えない ....
未来とは

刹那の最果てのことである

未来とは

刹那のはじまりのことである

未来とはつまり

現在、という

この一点に包含され

現在、という

この一点を包含 ....
変わらない時間

それが繰り返されている

そういう場所が

きみの心にはありますか


きまりきった場所を、

足ばやに、ゆき過ぎる、

魂を、みがく暇すらありません、
 ....
振りむいてみる

この影は

月の影か

夜空の月

鏡のように照る


宇宙の

影は実体だろう

宇宙の

鏡は生命だろう


振りむいてみる

この影 ....
藍いろの町に

ワルツの煙り

雨のアスファルトに

やわらかな音

寂しいことも


おんなの吐息が

俺の台詞を語りだす

秋のともしびが

俺の町にながれだす
 ....
長所と短所

うらおもて

さびしくなろうよ

九月の雨は

人に優しく

おまかせしようよ


藍のいろ

煙っている

アスファルト

ただの夜のいろ

 ....
必然は

哀しいことのほうが

多いようです

偶然は

寂しいことのほうが

多いようです


藍の色

夜のはじまり

中秋の

月が鏡のよう


必然 ....
みどりを

曇り空においた公園

そのよこで

昔の女からの着信を

押していた


しゃべることは

たくさんあるはずなのに

最近のことばかり

でも、変わらない ....
東北ゆきの新幹線

平野の夜を

細く小さく進んでいる

人影のない模型に

明かりが


車って、

誰か乗ってないと、

動かねえよなあ、


東北ゆきの新幹線 ....
この道を、町を、田んぼを

まいにち自転車ではしっていた

そんな風景をしまい込むために

写メをとったりしているのは


世界をつまらないもんだと

傍観者となっているアタシな ....
聴いたことないけど

はやってる感じの歌謡曲

エンジンが去ってゆく音がする

このまえ探したひとを探して

あきれるくらいに漂っていた


あしたは山に向かう

バックミラ ....
運命というものが

鉄路にたとえられるなら

どこから来て、

どこへ向かうのか、

そのうえを走るということが

生きているということだ


銀河鉄道の夜

みずうみで ....
街の明かりを

遠くに見ている

近づいては

時間のように消えてゆく

行為だけが

宇宙の計算式で積まれてゆく


ひとはどこから来て

どこへゆくのか

そこに ....
いくばくかの希望

希望を泳ぐ

だれかの傍観者

だれかの人生、その舞台

はやく咲いた梅の花

素直に愛でることを忘れて


新しくできた喫茶店

ぼくは韓国のひとが ....
ファミレスに車を置いて

駅まで歩いた

歩道をおりて

川をよこにしながら歩いた

踏んだらこわれそうな

しろい光

ぼくらは風を見たことがない


無尽蔵のそのいっ ....
1486 106さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(56)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
神の才- 吉岡ペペ ...自由詩318-1-6
歯車- 吉岡ペペ ...自由詩218-1-4
最果てに- 吉岡ペペ ...自由詩618-1-1
着弾まで- 吉岡ペペ ...自由詩217-5-5
反論と仮説- 吉岡ペペ ...自由詩117-4-25
スマイル- 吉岡ペペ ...自由詩411-10-2
外灯- 吉岡ペペ ...自由詩511-9-28
トランジスタラジオ- 吉岡ペペ ...自由詩809-5-3
空が悲しんだ- 吉岡ペペ ...自由詩808-8-5
品川- 吉岡ペペ ...自由詩608-6-13
Nobody_knows.- 吉岡ペペ ...自由詩808-5-22
木犀の息- 吉岡ペペ ...自由詩307-10-18
未来- 吉岡ペペ ...自由詩407-10-10
ふるさと- 吉岡ペペ ...自由詩207-9-29
夜空の月- 吉岡ペペ ...自由詩407-9-27
秋の町- 吉岡ペペ ...自由詩307-9-25
夜のいろ- 吉岡ペペ ...自由詩407-9-25
中秋の月- 吉岡ペペ ...自由詩307-9-25
春のよこで- 吉岡ペペ ...自由詩307-4-1
平野の夜- 吉岡ペペ ...自由詩207-3-26
静寂をはしる- 吉岡ペペ ...自由詩407-3-23
すこしまじめな夜おそく- 吉岡ペペ ...自由詩207-3-17
鉄路- 吉岡ペペ ...自由詩207-3-10
街の明かり- 吉岡ペペ ...自由詩107-2-26
希望を泳ぐ- 吉岡ペペ ...自由詩407-2-19
踏んだらわれそうな光- 吉岡ペペ ...自由詩307-2-12

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