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 走り去る季節の鼓動を
 少しためらいがちに聞いている
   
 

 窓の外に浮かび上がった満月
 なんだか憂いを帯びたような朧月

 

 いつもこの季節
 なぜか やりのこ ....
 愛されたい
 
 愛されたいと
 
 愛されたいと叫び続けた

 寝ても覚めても

 愛されたい

 愛されたことがなかった

 
 どんな季節の中でも

 どんな街に ....
 心を撫でる光景

 美しいものばかりじゃない

 思いのほか 裁判官が多いので

 不器用なコメントには要注意

 
 怪我してみて 初めて分かる痛み

 経験してみて 初 ....
 赤紫の記憶は消せないみたい
 でも時は流れていて
 曇り空が晴れて今日神聖な今日晴れていて
 
 囲いから出たなら
 監視が怒るのは無理もない
 望みを絶つ言葉を塗りかえる言葉
  ....
 七色のビロードに溶ける思い出

 どんな楽しいことがあっても
 時の流れには逆らえない
 戻らない

 すべてが煙のように
 すべてが幻のように
 目の前を通り過ぎて行く

 あ ....
 軽いめまいの横を通り過ぎる晩秋
 人々の装いも移ろい行き
 迫り来る冬をうっすらと感じる

 すました顔をして行く通りの人
 こっそり隠した心の凶器を磨く
 使われることのないことを祈り ....
 どこかの国で悲しみが生まれた
 どこかの国で喜びも生まれた

 長い時間の旅の果てに僕達の国にも運ばれてきた

 僕達の親もお爺さん、お婆さん
 そしてもっと前のご先祖もその果実をか ....
 頼りない足取りをコンビニに向ける
 マニュアル店員が挨拶をする
 また、寝られない夜の序章

 寝なくていいじゃん
 友は言う
 一日一日が走馬灯のように駆ける
 喉に苦い唾液が出 ....
 朝起きると
 そこはひかりの園だった
 すべての不浄なものは
 洗い流され
 新しい一日に
 なだれこむように
 時間は太陽の昇る速さに合わせてる

 なだらかに穏やかに
 過 ....
 いくつもの岐路に立って
 流れる雲の下
 永遠なんてないのだから
 絶え間ないこの血潮の想うまま
 流れているのか流されているのか

 いつもの交差点では
 運の悪さを象徴するように
 ....
上がったり下がったり
 俺の心の温度
行ったり来たり
 俺の旅路

どこに向かうかなんて考えるのは止めにした
自分の位置を知りたくて
確認するのももう面倒くさい
ただ今を生きることにし ....
 トキメキを運ぶ春風
 心の桜が色めく
 幾億回も繰り返して
 今年も僕達に
 儚い気持ちを思い出させる

 着信拒否され
 深い川の底に沈む
 鍵が架けられた心の扉よ
 いつか開け ....
 飛べない鳥は空を夢見る
 泳げない魚は海を夢見る
 走れないシマウマは高原を夢見る
 詩が遠くなった僕は夢を語れない

 慌しく時代は僕の目の前を通り過ぎ
 怪しげなひげは僕の足をひ ....
 大空に太陽が咲き
 夜空には月が舞う
 いつでも忘れない
 いつまでも忘れない
 この体を友に東へ西へ

 もう君は忘れただろうか
 春を彩る桃色の中を
 二人片寄せ歩いた道を
 ....
 マテリアルな世界で
 確かに便利になった
 俺達を囲む電脳世界
 なんでもかんでも気軽に手に入る
 愛の薄くなった物質

 終わりが始まりの合図
 このまま
 このまま

  ....
 つないだ手のぬくもり
 暖かな日差しに照らされ
 おもわずステップしてしまいそうな
 そんな


 ある春の日


 公園にはいり
 芝生の上に仰向けで寝る
 鳥達のさえずりが ....
 空に浮かぶ減点主義の風に吹かれて
 今日はどこの国に行こうか
 空想の楽園
 この手に入れる

 こんな俺にも両親はいるし兄弟もいる
 友達もいるし恋人もいる
 先輩もいるし後輩も ....
 広い空の見えない街角
 電線に雀が止まってさえずる
 地を這いつくばる俺達をどう見ているのだろう
 
 擦り切れて勢いのなくなった魂は
 春の暖かな太陽を切望している
 透き通るよう ....
 おぼろげに見え隠れするのは明日の自分
 どうなるかなんて誰にも分からない
 しっぽをまいて逃げ出したいのに
 エイヤっと飛び込む勇気がほしい
 過ぎ去ってしまえば笑い話
 この壁の向こ ....
 乾いた太陽の光を浴びて
 胸に光る星のまぶしさ
 艶やかな新緑がスタートラインで待っている
 昨日までのこと
 風船のように大空に舞いあがって
 すれ違いのベクトル
 約束の街角
 零 ....
 ほらごらん

 星が瞬いているよ
 風がまっているよ

 きれいだ
 きれいだろ

 こんなに澄んだ気持ちになったのは何年ぶりだろう
 災いは時として僕達を試す

 うーん ....
 そこに咲く花の名前を知らない
 知らないからと言って嫌いなわけじゃない
 いや好きだ
 この時代にあまりにも早足で飛び込んだから
 花の名前を覚える暇がなかった

 それでも 名前を知ら ....
 静まりかえった夜更けに
 チクチクと痛む胸をそっと押さえ
 まだまだ許されない過去を
 タバコの煙でぼやかそうとしている
 熱く燃える情熱は寒波でなおいっそう燃えあがる
 最近愚痴が多 ....
 わずかばかりのバイト代の一部を
 母に送った
 スーパー銭湯にでも行ってきてよと
 妹が赤ちゃんを産み
 子育ての大変さが分かった
 ずいぶんと親を恨めしく思ったものだが
 記憶がな ....
 静かに寝息を立てる横で
 青白いその横顔を見つめて
 ため息をつく
 どこに向かっているのかわからない
 どこに行こうとも教えてやれない

 不甲斐ないさ
 俺は何もできやしない
 ....
 せまいワンルームマンションの一室で
 独り耳を澄ましている
 街の喧騒は遥か彼方で
 過ぎ去りし月日が俺の後頭部をくすぐる
 
 失くして戻らないものは数知れず
 今だにエンジンのかから ....
 何度も何度も卒業してきた
 親から離れ
 友人から離れ
 故郷から離れ
 日本から離れ
 冷たいナイフが胸に突きつけられるような
 そんな思いもしてきたけど
 
 今、俺はここにいる ....
 夢はゆっくり叶えられてゆく
 意識の底でくすぶる想いは
 知らず知らず現実に顔を覗かせ
 いろんなエピソードを通り過ぎながら
 確実に少しずつ形になる

 その傷も痛みも
 柔らか ....
 お先が真っ暗だからこそ
 心に鮮やかな火を灯そう

 頭に絶望の花がさくのなら
 希望の詩を綴り続けよう

 社会の歪に負けてしまった友達の
 生贄なんかにならないように
 目に ....
 深夜に太陽が昇る
 俺は頭に血が上る

 まだまだ、自分の宿命を見つけることできず
 モラトリアムな時を過ごす
 あちこちに回る街には
 それぞれのドラマがあって
 知る由もなく
  ....
1486 106さんの山崎 風雅さんおすすめリスト(44)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あなたの声が聞きたい- 山崎 風 ...自由詩208-10-12
一緒に- 山崎 風 ...自由詩208-7-12
僕には分からない- 山崎 風 ...自由詩408-6-11
今日晴れていて- 山崎 風 ...自由詩708-5-1
見つめて- 山崎 風 ...自由詩207-11-4
晩秋の星- 山崎 風 ...自由詩307-11-3
悲しみの果てに- 山崎 風 ...自由詩207-10-25
大事なことってなんでしょう?- 山崎 風 ...自由詩107-9-25
完食- 山崎 風 ...自由詩307-4-14
魂だけに- 山崎 風 ...自由詩707-4-12
ろくでなし- 山崎 風 ...自由詩607-4-7
キミの言葉- 山崎 風 ...自由詩407-3-27
いい景色みてますか?- 山崎 風 ...自由詩507-3-21
もう- 山崎 風 ...自由詩507-3-12
完全燃焼- 山崎 風 ...自由詩207-3-11
ある春の日- 山崎 風 ...自由詩707-3-6
本能寺- 山崎 風 ...自由詩607-3-3
せめてため息は- 山崎 風 ...自由詩807-2-22
新たなステージ- 山崎 風 ...自由詩407-2-17
無関係- 山崎 風 ...自由詩8*07-2-13
春へのカウントダウン- 山崎 風 ...自由詩6*07-2-12
メリーゴーランド- 山崎 風 ...自由詩5*07-2-8
処方箋- 山崎 風 ...自由詩6*07-2-5
親孝行- 山崎 風 ...自由詩7*07-2-5
刻印- 山崎 風 ...自由詩8*07-2-3
一番輝く星- 山崎 風 ...自由詩9*07-2-2
そう遠くない未来- 山崎 風 ...自由詩8*07-1-27
コンティニュー- 山崎 風 ...自由詩7*07-1-26
生存競争- 山崎 風 ...自由詩807-1-24
眠りたい- 山崎 風 ...自由詩907-1-21

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