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みぎにねがえりをうったら
ゆめが
ころがってきた

ひだりにねがえりをうったら
ゆめがまた
ころがってきた

ころがりでたゆめは
うずをまき
すぱいらるの
かなしみに
なみだし ....
くだけちる
さくらのなかを
あるいていたよ
こごえた炎をかかえて いつも

ひらひらと 花びらは 風をまい
狂をひめ ふりつもり
さまようかれの影をそめて

そらをひろげ
へべれけ ....
あなたは
とてもかなしく
笑う。

こすもすの
ひろがりのように
笑う。

いきものの
さがをいとおしむように
笑う。
ずいぶん
ながいときがすぎたが
きょう、やっと
ふたりは
わずか五ミリほどの
ラビリンスを
うんだ。

ちいさな
コンクリートのすいそうで
ちゅうにうきながら
まようことしかしら ....
アンテさんの草野大悟さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ゆめ- 草野大悟自由詩605-1-22
「声」- 草野大悟自由詩3*04-9-4
えむ- 草野大悟自由詩9*04-6-24
ラビリンス- 草野大悟自由詩604-6-2

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