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波間に夢を見る
ふと揺られていた
気がつくと電車などに乗ってしまっていて
しかも田舎の単線の三両編制で
左手には木々が広がり
進行方向右の窓のそばで
ぼんやりと外を見てると
すぐ ....
うもれてねていた
いまはいつだろうか
どれくらい
ねていただろうか
このくらいへやでは
わからない
おとがする
こまかいおと
おおくのかさなる
しんどうがする
ごはんをたべ ....
てのなかのことりが
ないてるのがうるさくて
めをとじると
むねのなかで
ことりはもがいて
たいせつにとっておいた
ねこもこぼれてしまって
うさぎもころされる
そんなはこのなかには
た ....
夜の闇に
匂いがしている
もう夏の
炎帝が立つ季節
限りなく見える
そんな中で
うつろいやすく
取り残されて
何を思えば
いいのだろう
少しずつ変化する
周りとともに
自分も変 ....