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世界の終幕のときがきたら
きみと、ぼくと、
ゼロから恋に落ちよう
最期のたった1日を
なにもかもしがらみを無くして
互いのためだけに存在したい
僕ら許されないんだ、だから、だ ....
芯まで酔わせて
君の支配する空間に
すべての細胞が
罪を忘れて叫ぶBREAK ME
追い詰められたら最期
あの時消しておけばよかった
背筋に痕をつけて
紅い月のジャッジメント
....
あなたの部屋の扉が内側から開かれて
はた、と目が合う
あいさつよりもさきに
わたしを射るように見つめる瞳の
恐怖、という快感
わたしをどうしようっていうの
と声もあげられず
....
あなたと繋がるその一瞬に
何故だろう無性に不安になる
このしあわせが明日もありますように
と、祈りながら声をあげる
ゴーアウェイ付きまとう影よ
愛することに怯えたくない
すべて預け ....
窓を開けると冷たい風が頬を叩いたとき
思い浮かべたのは君の笑顔
電車に揺られて睡魔と闘いながら
夢で感じるのは君の唇
つまらない講義を聴くよりも
この時間を君と過ごしたかったよ
....
{ルビ都会=まち}のなかで
電線に絡めとられた満月がわたしを見下ろす
おまえは自由なのだとでも言いたげに
「ほんとうのしがらみは見えないものなんだよ」
とつぶやいて
蛍光灯のした ....