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惜しむほどには熟れていなかった
玉虫色の果実は真空の夏に閉じ込められている
暗い闇を掘り進めた結果が
闇そのものに対する妥協
肩に置かれた白骨のカルマを
慰めに思う程 足場を失っていた
....
あなたの腕と私の脚が
幾何学的に重なって
ミルフィーユ様態の発熱体となる
右腕の先から頭を伸ばせば
男の背中ごし 悠々と輝る月が見えた
まるでこの土から派生して生い茂った多肉植物のよう
....
渡辺亘さんの由木名緒美さんおすすめリスト
(2)
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日付
時として、歌
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由木名緒 ...
自由詩
15*
15-8-13
◎影合わせ
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由木名緒 ...
自由詩
14
15-6-4
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