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ぼくは哀しみを探索する哀しみ皇子

涙を宝石にするっていうオジサンのところでお泊りなの
しごとが終わってオジサンは
「皇子、ここに座りなさい、飲み物を出してあげよう」
なんだか、琥珀色の飲み ....
ぼくは哀しみを探索する哀しみ皇子

哀しみ本線で旅をはじめたの
こんどの駅は
哀しみ宝石職人駅だって

職人みたいなオジサンがいた
ねえねえ、オジサンはなにをやっているの?
「やあ、哀 ....
ぼくは哀しみを探索する哀しみ皇子

ひとの哀しみを歌ったりするのがぼくのしごと
あたりまえだけど、ハンカチーフはいっぱいあるの

ある日、変な人に会った
「俺は哀しみを人間に植えているのだ ....
過去に
もうそこに姿のない俺と
君だなんてほんとは呼んでなかったおまえがいたとして
過去の青色はどんな色であらわすべきだろうね
それはどんな色ですっていやあいいんだろうね

俺の頭の中には ....
大型スーパーで買い物したとき

可愛い子がレジ打ちしているところに並ぶ

どれだけ長い列であろうと


合計金額ちょうど払えるとしても 払わない

お釣りを貰えるようにする

 ....
母さん、がんばれ

僕は背中をさすることしか
できないけれど
苦しい 苦しい
と言っているのに

母さん、がんばれ

それしか言えない
けれど

今になって初めて
言えること ....
夜が色彩を放ちながら
あめふらしを待っている
鍵をなくされた僕は
近づいても遠ざかっても
同じ場所にいる

牛の頭骨をかぶった
悪魔が迎えに来るよ
君と同じ足取りとそのテンポ
ゆ ....
前田慶次が活躍したのは戦国時代
まだ
刑事という仕事はなかった

ジーパンだとかスニーカーだとかマカロニだとかスコッチだとか
日用雑貨食料品が
刑事になれた時代があった
いい時代だった
 ....
件名:さびしさについて

というメールが
知らない人から届いた

開いてみたら
ただのエロスパムメールだった

無性にさびしくなった
ファーストフードのレジに並ぶと 
厨房に立つ店員は
{ルビ神業=かみわざ}の手つきで 
ハンバーガーを さっ と包み 
すい〜っと横にすべらせる 

「あれじゃあまるで、モノじゃあないか・ ....
6時15分
目覚まし時計が鳴る
たぶんあの世とこの世の間にいるみたいな顔をして煙草を吸う
それから秒針がちかちか聞こえだす
引力に引かれるように瞬速で作業着に着替える
タオルと靴下を2セッ ....
惨めで
浅ましくて
さもしくて
卑しくて
汚くて
悲しくて
寂しくて
カッコ悪い
恥じかいて
上塗りして
陰口を叩かれ
馬鹿にされる
頭悪くて
金もなくて
いつだって空腹
 ....
僕の眼に
「何か」は
あるだろうか?
君の心を奪う
魅力的な「何か」が
僕の眼に・・・

僕の声に
「何か」は
あるだろうか?
君の胸を高鳴らせる
素敵な「何か」が
僕の声に・ ....
逃げた犬が見つかった
首輪で解ったらしい
体の大きな犬だったので
解り易かったようだ

母が車で
引き取りに行ったらしい
母は大変な思いをしたようだ
携帯で僕に
怒鳴り散らした

 ....
人生は分からないことだらけ。
未だに自分のことも分からない。

人間関係で痛い目を見て、泣いて、生きるのをやめたいと思った。
でも、出会いがあったから、
こうして生きて、そのひとに近づき ....
あんた、何がしたいん



その一言が怖いねん。



あんたを信用したいねん
あんたを愛してみたいねん
手を、伸ばしてみたいねん


でもな、そんな簡単な事も怖がってしまう ....
君のことがすきだとか、
取りあえず今の気持ちを言ってみようとしたけど
そういう陳腐なことばではどうも表せなくて
結局君に許しを求めてる

考え方とか生き方とかそんなものが違うのは分かって ....
?

こんな時間、もうすぐ四時で
おじいちゃん、起き始めちゃう時間だねなんて笑っていたら
いつのまにか、お父さんも早起きになっていて

そんな時間に私は
コンピュータの画面見て
少し落 ....
今年は開眼の年で早く長い冬から抜け出したい

今年の抱負で仕事が出来るように祈ったが

現実の世界は厳しいものだ

今年こそ春の訪れを期待しているが

開眼の年にしたい
 ....
あなたの言うことは
すべて正しいの?

あなたは間違いを
絶対しないの?

そうだよって胸を張れる人は・・・
寂しいね
人というものを理解していない

間違ってばっかさって苦笑いす ....
首にタイムカードぶらさげて
今日も辛い仕事に向かいます
どうせわたしは
会社の部品の一つです
スペアだっていくらでもあるんです
去る者は
だれも追いません

首のタイムカードに縛られて ....
 だが
 落葉の時間をへて
 絶え間ない先送と 既了の境域へ
 戻るか
 コウシュの旅人

 蒼茫の中、
 一際
 あおく、沈んで
 そこで意味の果実は
 割れ、
 残照 ....
冬風や

身を凍らせる精神の

世界に包まれ

和を重んじて

また我を信ずる
常磐道がおわると
首都高の入り口がこんでいて
道路はあたしたちをのせたまま不規則にぐらぐらとゆれ
アクセルをあさく何度もブレーキペダルと踏み変えながら
時間を値踏みし
その感覚のままクリスマ ....
中の亡骸を
冷たく
嘲笑う

彼らもまた
人間 だと
何とも
ここに来させていただいて、
ちょうど、今日で1ヶ月になります。

なにかにすがるような想いもあったのかもしれません。

なにかに向きあおうとする意志もあったのかもしれません。

おびえな ....
明日は晴れだそうだ
一ドルは百十四円だそうだ
独居老人が遺体で発見されたそうだ
宝石はみんな鳥に
持って行かれたそうだ

誰かが売春で捕まった翌日に
似たような誰かが
表彰されてい ....
今日はこういう日

ざわめきの わけわかんない ピアノ線で かこまれた
ただ ながめるだけなら 許せるんだけど
まえに 進めないジャン

寝ぼけた原色の 雲が あしもとで小さく立ち上がる
 ....
高級なニシキヘビ を
自由自在に操る
あの男 は
決してあの人に
興味なんか持たない だろう
大嫌いなのに
「あんたなんか大嫌いだ!」と言えないのは
言えないからだよ

なんでって?

心臓が張り裂けそうになるからだよ

自分にも同じ矢が刺さるってこと
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