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車窓がくもって何者かが問いかける
移民の悲しみ似た淡くはかないものだ
いくつかの希望を抱いて死んでいった
若者の中の一つの宇宙だ

車窓がくもって見えていたものが歪む
ひときれのパンに空い ....
霧の村に石を投げれば切り開く明日の地平は放浪型に

五月空どこ見渡せどあを続き少年雲を翼にかえる

シーザーを刺して終わらむ野外劇星は夜空にあふれて消ゆる
午後のゆるやかな
時間の流れる公園で
片隅のベンチにもたれつつ
ふと洩らしたため息が
小さな小さな船になり
砂場を蒼い海として
航海に出る

僕の小さな小さな船は
とても壊れやすくで ....
はらだまさるさんの村木正成さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
行くあてのない列車に乗って- 村木正成自由詩1007-5-10
五月空- 村木正成短歌4*07-5-2
午後の公園- 村木正成自由詩11*07-4-28

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