すべてのおすすめ
一般的な愛の言葉を
たくさん嘔吐したら
希望が残った
それは嘘で
反省が残った
二日酔いの朝と
一緒ですね
赤色の
不眠に貫かれた
清潔な砂漠の、。(少年の)海の
向こうの
幻としてだけ、。私は
今夜
ふしだらな聖母になり
奉られて
祟られて
紡がれて揺れ、。(少年の)モイライの
 ....
「どうしようもなく寂しい時は青という字を書くのです」
寺山修司が言ったように
御堂筋の鉄路に青という字を書くのです
青! 青! 青! 青! 青! 青!
青! 青! 青! 青! 青! 青!

 ....

車のタイヤが雪を
ぎゅう
と踏む音が聞こえて
それはあなたの
今の気持ちの音
なんじゃないかなんて勝手に考えて
いつもは気にしない時計の
針の音が
良く
聞こえました

希 ....
 だが
 落葉の時間をへて
 絶え間ない先送と 既了の境域へ
 戻るか
 コウシュの旅人

 蒼茫の中、
 一際
 あおく、沈んで
 そこで意味の果実は
 割れ、
 残照 ....
一粒の雨が傘に弾いて
百匹の蛙になった
百粒弾いて
一万匹の蛙になった

一万匹は
すぐさま姿をくらまして
それっきり雨は止んでしまったから
微かに地面の濡れたところが
 ....
ごめん
火のために
戦おうとおもう

ぼくらの
にがい
不安の記憶が
地音のうすいろに
滲んでいっても

青い投函の
しずかな
絶叫が
行き場所を失い
紅い花の底に
ころ ....
戦争を知らない子どもたちが
大人になって
大人の信用を知らない子どもたちが
大人になって
戦争を知らない子どもたちを知らない僕等は
髪の毛が茶色いと許されないなら
携帯電話を持つと許されな ....
{引用=求めろよ。
そうすりゃ与えられるぜ。

捜せよ。
そうすりゃ見つかるぜ。

たたけよ。
そうすりゃ開かれるぜ。

だれだって、
求める奴はもらい、
捜す奴は見つけ出し、
 ....
「もしもし?」

全く、この街は気品だらけだ
もっとも、すべて道端に投げ捨てられてゐるが

「もしもし、私を誘惑してよ」

愛する人が気品を投げ捨てた時
私は注意したけれど
彼女は逆 ....
    猫のような自由が欲しい
    浅ましく
    淫らに鳴く自由
    引き裂いて
    かみ殺す自由

    残飯を漁り
    仲間を裏切り
    小鳥を殺して
 ....
{引用=終りのない楽譜が
みみもとをかすめてはながれ
それはあめのように
また 空をさがしてゆくのでした

りんね なんか
しんじないよ
仏教徒じゃないもの
食洗器にお皿をならべな ....
あなたがいなくなってから
私の書く詩は
あったかくなったと
ひとが言う

あなたに向けられなかった
優しいきもちは
今になって
紙の上に溢れている


滝のように
伝えるべ ....
そして、

めまぐるしい呼吸に
ふさがれる 漂白された個室 
あなたは白と孤独を分けいる 
つながりは水平線のほつれを装って
回廊の花びらを屋内に引き延ばし
いちまい 一枚

見た  ....
ふしぎなもので
空っぽに近いほど
人生は
重い



そんなことを遠くの風見鶏がいう。
おかげで
その夜
人間は初めて
魂を分かち合った
誰もが泣いた
泣かない人間はいなかった

ひとしきり泣いたあと
その罪の重さに耐えかねて
誰もが死んだ
死なない人間はいなかっ ....
大きいおっぱいは
肩が凝ってたいへんだと思う
かわいいブラもないし
服を選ぶのもたいへんだし
そのうえ
男たちの好奇な
視線に晒され
見詰められるたびに
何か別のものが
磨り減ってい ....
それは
消えてしまうことではなく
お互いが
取り残されること
よく晴れた午後の
陽だまりの中
繋がれた手と手が
雑作なく削ぎ落とされ
その
痛みのなか
見つめ合うこと
見つめ合い ....
月のない夜に
おっぱいは光る
月のない
そして男のいない夜にだけ
おっぱいは光る

女たちは皆それを知っているが
男たちは知らない
男たちだけが知らない秘密は
おっぱいの
奥にある ....
ルーシーはたとえば
自分の名前の入ったあの有名な歌が嫌いで
ルーシーは
くそったれ
くそったれ
それが日課で

ルーシーは
やめて
やめて
言いながら空を見る
ルーシーは
ルー ....
寂しい川面をゆく鳥たちが泣いている。
呼吸する都会の爛れた果実の奥で、生きる者の哀しい涙が漂っている。
世界の涙の尖塔が、青い空を突き刺している。

時間の感覚すらない。呼吸している感覚すらな ....
 ?
あなたは白い直線を引いてある水面です。
わたしは、赤い曲線を水面に描き込みました。
其 ....
とりあえず20年後か15年後ぐらいに総理大臣になろうと思う。
日本初の詩人兼総理大臣になる。
いま考えている公約としてはまず首相官邸をゼネコンとかでなく
日本全国の各市町村の腕利きの棟梁たちが集 ....
半歩、まえをゆく
あなたは
鳥の巣を見たいという

つゆの前日
うすみどりのかぜが
わたしたちのあいだをゆききする
わたしの部屋へ ゆくみち
みみを澄ます
ゆるい
花火


 ....
春は きえた

ゆうだちの匂いがやわらかなあわになり
すこしずつ

あたしのつまさきと
乾きかけたしゃつに へばりついて


いもうとのうたうはなうた
おとなりからひびく いたりあ ....
俺は時計を持たない営業部員でつまり仕事ができない
もらい物の手帳に不明瞭な単語だけ書きつらねて
昼間を秋葉原で過ごし歌舞伎町に立ち寄ってとにかく帰ってくる
今日は何本のエロビデオを店に突っ込んだ ....
黙って。
言葉はどうしても、
誰かのに似てしまうから、
黙って。


蛇になりたい。
進化の袋小路で、
誰よりもまずおのれに忠実な。

蛇になりたい。
自分の巣穴を
役立た ....
はらだまさるさんの未詩・独白おすすめリスト(117)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
おはよう- Six未詩・独白407-2-20
アンタレス- 焼石二水未詩・独白10*07-2-16
ダンボール詩- 太郎冠者未詩・独白2*07-2-14
轢かれる白の音について- ふく未詩・独白4*07-1-25
コウシュの旅人- るか未詩・独白16*06-12-28
夕日のマフラー- 杉菜 晃未詩・独白15*06-11-22
左手のための覚書- 青色銀河 ...未詩・独白306-11-18
「戦争を知らない子どもたち」を知らない子どもたち- ぽえむ君未詩・独白15*06-11-10
マタイだぜ- 青色銀河 ...未詩・独白906-11-8
ラーメンといふ名前の猫- 三州生桑未詩・独白2*06-11-4
ΤΟ_ΡΟΔΟΝ_ΚΑΡΟΝ_ΕΣΤΙ- morituri未詩・独白506-11-1
十六歳だった- はな 未詩・独白16*06-10-27
そしたら- とうどう ...未詩・独白12*06-10-9
サナトリウムの憂鬱_- つめきり未詩・独白7*06-8-1
ふしぎなもので- 水在らあ ...未詩・独白10*06-5-27
あたらしい武器- いとう未詩・独白15*06-5-25
おっぱい- いとう未詩・独白906-5-16
おっぱい- いとう未詩・独白606-5-12
おっぱい- いとう未詩・独白606-5-11
おっぱい- いとう未詩・独白706-5-10
壁__デッサン- 前田ふむ ...未詩・独白6*06-3-9
鳥籠- 前田ふむ ...未詩・独白10*06-3-1
馬野幹の総理大臣への道_第一回答弁- 馬野ミキ未詩・独白20*06-2-18
待つ温度- はな 未詩・独白8*05-6-12
枕もとのうた- はな 未詩・独白10*05-6-5
(自己紹介のかわりに)- 古溝真一 ...未詩・独白3504-11-4
スネークアイ- 大村 浩 ...未詩・独白1803-8-24

Home 戻る 最新へ
1 2 3 4