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まどろみの中で
薄れてゆく意識と
わずかに残る自覚とが
交差する

微かな論理が
無我と溶け合い
何かが生まれ
何かが消えてゆく

夢と現が
メビウスの輪のように結ばれ
頭の中 ....
きっと、知らない町なんだと思う
不器用に建ち並ぶ、高層マンションに隠れている
ありふれた日常だとか、錆付いたマンホールの下から
伝わってくる、救いようのない虚しさだとか
見慣れた信号の色と形で ....
おなかがすきました
ごほうびをください
一等がんばったわたしに
ごほうびをください

あれが食べたいの、
あの、甘いやつ
パフェより好きよ
赤い果実

ごほうびをください
ごほう ....
きみはとっても御茶目でかわいい子。
でもかたくなだな。
それは私たちの間で
許されてるルールなのだけれど
それでもちょっと

今日の天気はアンブレラ

どっかのブランドのロゴみたいに
 ....
さよならと掠れ声で

愛してたと小さく呟く


ぽっかりと穿った穴が口を空けて

君との毎日が深く響いた

決別の歌をのせて

強く強く響いた


さよならと掠れ声で
 ....
日々の繰り返しが
時を止め
時間だけが過ぎてゆく
月曜から金曜は
他人の空間の中に
特別な意識もなく
身を沈めている

小さな場所の中で
自分だけの時が
ほんのわずかだけ動き始める ....
目を閉じれば神が見える
目を開ければ貴方が見える

痛みに慣れるより 痛みを捨てるより
痛みの無い世界を獲得する事は難しい

その代償で彼等は 言葉を失くしてしまった
帰属する場を減らし ....
 あいたたたー。
 机の角に足打つ僕。
 ケタケタ笑う君が居る。
 釣られて笑う僕は幸せ。

 ほんとなのー。
 うたぐる君と真顔の僕。
 我慢出来ずに笑う僕。
 怒って笑う君に幸 ....
盲いたのは何故?

加速する世界に心忘れて

瞳の中心を無くした

ひとつ貫くことを怖れて

焦点を無くした
あなたの元へ向かう電車は
やけに鈍行ね
先頭車両に乗るのは
1秒でも早くあなたに会いたいからだわ

気付いてね
いつもと違うあたしに
誘惑してるの
負けてもいいのよ

今日はあ ....
そこに花がある
名前は知らない
けれども
その花にしかない色がある
それだけあればそれでいい

そこに鳥がいる
名前は知らない
けれども
その鳥にしかない翼がある
それだけあればそ ....
恋が苦しいってことを知らなくて 恋をしたわけじゃないのに

胸を締めつける切ない痛みに耐えられず
どうしていいか解らずに ただ泣くだけの自分

自分を責めたって痛みは消せない
あの人を責め ....
     1

漆黒の夜を裂いて、神楽の舞が、
寂びた神社の、仄暗い舞殿で、
しなやかな物腰を上げる。
右手は、鈴の艶やかな音色が、薫る。
あとを追う鳥のように、左手の扇子は、鈴と戯れる。 ....
家族を見送る朝
友達と別れる時
恋人にオヤスミをいう夜


バカみたいな話だけど その都度

明日は逢えないかもしれない
今日のうちに死ぬかもしれない

バカみたいな話だけど  ....
赤い河の流れに身を任せる
一通の船に乗る 目の前には夕闇
視界の先を今なら明確にimageできる
失くしたのは片肺…
失くしたのは最愛…

美しい音色に委ねる我が身
力の源が言葉であれば ....
朝から降る小雨が
今にも雪に変わりそう
そんな景色に
今日一日の力を抑えられ
心は閉じてゆく

沈んだ気持ちで
一日が流れてゆく

昼を過ぎた頃
気づけば雨は消えていた
間もなく ....
「心は繋がってる」なんて言われても
淋しさや 切なさや 胸の痛みは消えない

ホンマは あんたから逃げられへんように 繋がれてるんちゃうか?

逢いに来てくれない 触れてくれない 抱 ....
知らなかった
気づかなかった

低温火傷
してたってこと


気づかなかった
気づけなかった

あなたの心も
熱かったってこと


ずっと触っていたかった
葉の落ちた木々の向こうで
白い会話が見える
何を話しているのかわからないけれど
その白さで楽しいことが伝わってくる

枯れ草の中でも
子どもたちが白い会話をしている
何を言っているのかわ ....
窓を開けると冷たい風が頬を叩いたとき
思い浮かべたのは君の笑顔

電車に揺られて睡魔と闘いながら
夢で感じるのは君の唇

つまらない講義を聴くよりも
この時間を君と過ごしたかったよ
 ....
すこしずつ、歩みつづけているんだ。


こんなふうにしてでも。








このたましいは、どこへゆくのだろう


なに者に、なるのだろう

このこころは ....
なんで出て来るんだ
つい口をついてしまって
なんでいつも
そうなんだ

自分を守るために出た
言葉が
今の自分を苦しめてるんだ

きみが好きだから
嫌われたくないから


出 ....
色を持たない水彩画のように
雨が。

数えてよ そのいくすじか
みつめてよ その息づかい

ふるふれ 雨の無表情

  
 ....
学校帰りに たむろした
  自販機前を 覚えてる
学校帰りに 君と見た
  夕陽に染まる 淀川も

あの頃に見た 景色たち
  知らない間に 変わってた


駅前にある コンビニは
 ....
{引用=映写機の音がする}



彼は 人のいない小さな劇場の

 古く湿った 客席に座り


 白くぼぉっと光るスクリーンを見つめる




 {引用=ただ、かたかたと廻 ....
{ルビ明日=あした}は来ない
永遠の今日を生きよう

昨日などない
永遠の今日を生きている

来たと思った {ルビ明日=あした}は
来た瞬間に 今日になり
過ぎたと思って いる過去は
 ....
pale pinkの妖精が
空中で小さく輪を描いた
彼女は氷のように少しずつ溶けていく
僕は慌ててユニフォームを探す
あの日と同じ背番号で
大観衆の中、ピッチに立つ
崩壊は始まっている
 ....
暗闇の中 沈みかけた月の光を 受けて
ぼんやりと その姿を晒す 赤い 赤い ポストの前で
あたしは 酷く 緊張してる

やんわりと 吹き付ける冷たい北風は ジワジワと
あたしの体温を 奪って ....
今も昔も
景色は何も変わらなくて
変わってゆくのは自分だけ
さみしいけれど
少しずつ大きくなっている気がする

昨日も今日も
いいことは何も無くて
変わってゆくのは時間だけ
悲しいけ ....
言い訳するほどの勇気がない



この胸にあるのは分かるのだ
しかし それを掬い取ることが出来ない
この手はもう冷たく
震えることしかしないのだ

手段はない
術は ....
DirectConnectionさんの自由詩おすすめリスト(656)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冬のうたた寝- ぽえむ君自由詩18*06-12-11
君に会いに行く- 青山スイ自由詩4806-12-11
ごほうびをください- lazy自由詩10*06-12-11
今日の天気は_アンブレラ_。- すぬかん ...自由詩506-12-10
『』- しろいぬ自由詩2*06-12-10
動くのは時と心- ぽえむ君自由詩14*06-12-10
回想- yukimura自由詩4*06-12-10
しあわせのうた。- もののあ ...自由詩12*06-12-10
『盲』- しろいぬ自由詩2*06-12-10
特別なあたしで- lazy自由詩5*06-12-10
名前は知らない- ぽえむ君自由詩24*06-12-10
help- 北大路京 ...自由詩12*06-12-10
蒼茫のとき—死の風景- 前田ふむ ...自由詩32*06-12-9
wish- 哀音自由詩5*06-12-9
赤い河- yukimura自由詩6*06-12-9
そんな景色に- ぽえむ君自由詩9*06-12-8
繋がり- 北大路京 ...自由詩16*06-12-8
・低温火傷・- はち自由詩806-12-8
白い会話- ぽえむ君自由詩11*06-12-8
nobody_else_but_you- lazy自由詩11*06-12-8
ゆれゆく- わら自由詩13*06-12-8
・嘘・- はち自由詩506-12-7
色を持たない水彩画のように- 藍静自由詩23*06-12-7
故郷- chica自由詩7*06-12-7
彼の_人生- もも う ...自由詩27*06-12-7
永遠の今日- chica自由詩5*06-12-7
淡き妄想の果てに- yukimura自由詩5*06-12-7
その前に- ウデラコ ...自由詩3*06-12-6
今では昔を昔と思える- ぽえむ君自由詩13*06-12-6
わがまま- 哀音自由詩3*06-12-6

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