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ひとりの時も私は
うつくしく
うつくしく
している

鏡を何度も見て
うつくしく
うつくしく
している

私がもしも醜く
映ったら
その時私は
自分を葬ることでしょう

 ....
円形に縁取られた
濃い闇と冷えた空気の軽さ

{ルビ宇宙=そら}から
5つの星が落ちる

弾幕に遮え切られたドームに
光だけが射して


それは無限


見下ろす時
星は地 ....
葡萄を食べ
梨を食べる
肉を食べる
空気を吸う

空白の時間
昨日した事
覚えてない
漂う虚脱感

苦痛が体を
走り抜ける
どれほどに
苦しまずに
 この町が余りに寂しそうなので
 一人遊びする 例えば


跳ね橋の上でドリアンが食べたい

皆に嫌われているので
誰も居ない明け方食べたい

橋のあっち側に好きな人がいるから
 ....
あの方は死んでいるのですか?
眠っているのですか?

私はさっきから
何も身にまとわず
赤いスカーフを波打たせて

その中で軟体動物みたいに
なっているのです

私は人間の思考がで ....
鬻ぐ女

貰った鞄は質に入れ
貰った熱はすぐ冷える

縫い取り縫い取り
骨を探し呼吸を刻んでゆく

日が落ちたら
そうね今から
初めて出会うあなたの側で
あたたかいかなしみに埋も ....
牛柄の猫の話を知っている?

牛になりたいと、毎日祈っていた猫は、
神様から、牛の姿だけをプレゼントされたんだって。

その猫のおじいさんは牛だったから、
彼はクゥオーターなんだ。 ....
 
世界には亀裂が走っているのだと、
君は言った。

私は真っ青な空を見上げたけれど、
そこには何もなかった。

鳥は鳴いていたけれど
何処にも見当たらなかった。

花は咲いていた ....
白紙さんの自由詩おすすめリスト(8)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
うつくしく- 三条麗菜自由詩306-10-29
ペンタグラム- 深月アヤ自由詩3*06-10-28
秋深し- ペポパン ...自由詩5*06-10-28
ドリアンの正しい遊び方- 千月 話 ...自由詩14+*06-10-27
青い長椅子- 三条麗菜自由詩706-10-27
鬻ぐ女- ミゼット自由詩3*06-10-27
牛柄の猫の話- エラ自由詩2*06-4-12
そしてその刹那- エラ自由詩206-4-10

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