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除光駅では星たちが手を繋ぎつぎの太陽がくるのを待っている。
惑星になった気分で飛び乗ってなのにここは居場所じゃない気分。
降りる勇気もないのにつぎの駅つぎの ....
まなざしの前後にひとつ小舟きて降りそそぐものを受けとめて居り
湿り気が胸の地層を掘り起こす丘を揺さぶる雷竜の夜
冬と川互いを離れそこに在 ....
守ることすらできない人間だ、という事実を腹に煮る午後
大空に咲かせる花の とりどりの ちりの一つとして 流される
帰り道のスーパーは一人用だと こんなにもだるい ひややっこ買う
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