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音になるまえの おと
歌になるまえの うた
暗く静かな時空の中に
君の居場所は
きっとあった

生まれたばかりの かぜ
一番最初の なみ
弾かれるための弦のように
始まりの場所は
 ....
ぽきりと
折れてしまいたい
木よ そう思わないか
冷たい 雨と風にさらされて

いつになれば
春は訪れるのだろう
折れて
倒れて
地に伏せば
今とは違う風景が見えるかもしれない
 ....
音もなく降る雪
泣いているのかもしれない
白い
空の向こうで

殺された小さな手と
殺した大きな手
どちらもあなたに似せて造られた手
耐え難く
愛しい

泣いているのかもしれない ....
望光憂輔さんの北野つづみさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
創書日和「歌」_予感- 北野つづ ...自由詩10*07-3-16
耐える- 北野つづ ...自由詩7*06-8-7
泣いているのかもしれない- 北野つづ ...自由詩7*06-3-7

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