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手紙には宛名を書かず
飲み込んで
飲み込んで
喉の奥でうずめかす
吐き出さず
吐き出さず
私の口に雨が降る

終いの時と知りながら
それでも春になればと信じず
祈る事は諦めであると ....
その夜私達は走っていた
23時に閉まってしまう田舎の不便なコンビニ目指し
小雨に光る道を金木犀の香る闇を
友と名を呼び合いながら叫びながら笑いながら
その年はある国が消えようとしており世界は慌 ....
吉田ぐんじょうさんのテシノさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
閉じる日- テシノ自由詩309-11-1
亡国と私達の行方- テシノ自由詩109-9-25

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