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丁寧に折りたたまれてぼくの声は
秋の海の波打ち際
街路が冷たい空気に抱きすくめられる前に
こころを回収するために僕は駅へ向かった
音がいつまでも鳴り止まない海
音声もまたエネルギなのだ
....
おなかが空いてパニックになった
夕陽が不気味に背中を追ってくる
こういうときなんだ誰からも
愛されていないとわかるのは
こどものときからそうだったんだ
証人は僕しかいないけれど
自分は ....
やわらかすぎる窓辺で
まだ未来を知らない
不安を覚えるよりも
呼吸するのに忙しいと
しなやかで軽い繊維
気持ちばかりが走る夜
時間と季節を一足飛び
白いスニーカーに風
戻れるな ....
吉田ぐんじょうさんの瀬崎 虎彦さんおすすめリスト
(3)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
少し海を見て電車で帰った
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瀬崎 虎 ...
自由詩
6*
09-10-31
かえりみち
-
瀬崎 虎 ...
自由詩
10*
09-8-31
それでも僕は
-
瀬崎 虎 ...
自由詩
4
09-8-2
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