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｛引用＝
1. カスタネット
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紫陽花の花という花がてっぺんまで匂いたち、その色目も日に
日に濃くなっていく有様を窓から見ている。雨粒がはらはらと
落ちて窓ガラスにもかかる。風があるのだ。　.... 夜の水族館の部屋、真夜中になれば魚たちは
いちど死に朝になればまた生まれるのだと信じていたころのこと
累々とおびただしく規則正しく折り重なる
自分らの死体を夜の部屋に想像し眠れぬ
死体　....

吉田ぐんじょうさんのmizu Kさんおすすめリスト（2）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
雨だれ	- mizu K	自由詩	12*	08-7-7
鯨が枯れる（reprise）	- mizu K	自由詩	5*	08-7-4

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