すべてのおすすめ
真向ひし雪大文字に息呑みて
崇高なる美に心洗わる

鴎には雪が似合ふと久々の雪積む
景色川辺に立ちて

乙女子が幸せそうな顔をして
隣に座る夜の地下鉄

口紅をつける事なき此の日頃
 ....
新雪を犯して歩む足跡が黒く
続きて物語めく

人走る足音ひびく小夜床に
大寒と言う静けさかとも

蓑虫が瓦に下り風花に
吹かるるが見ゆ窓に寄るとき

胸のすく音させて割る うす氷
 ....
背景に滝を入れて撮られ居り
見知らぬ人との旅の安けさ

惜しみなく冬陽を浴びて青みたる
蓬のつづく海の辺を行く
(和歌山の燈台 日本の最南端)

銀婚の旅と出できし紀州路に
海の景色は ....
ブライアンさんの短歌おすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
60P_「短歌2」より- むさこ短歌5*07-9-23
51P_「短歌2」より〜_昭和五十年- むさこ短歌7*07-8-2
47P_「短歌2」より〜47歳の頃(銀婚式)- むさこ短歌4*07-7-29

Home