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さわらないでと
胸に茨を抱きかかえたまま
叫んだね。

マゼンタの色の野ばら
きみと、ぼくの

灰に涸らされてゆく喉で
必死に歌っていた僕ら

君は僕に蕾ひとつない
花冠を作って ....
まるで夜空のような人だと思った。
それも、秘めやかな曇り空のような。
隠された月や星を私が見ることは叶わないから
まだ酔っていられる

そんな浅はかな思いで。



 こんなみじめな ....
未有花さんの水島芳野さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
野ばらの王国- 水島芳野自由詩8*09-4-1
楽園の柩- 水島芳野自由詩408-11-13

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