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いま精神科に一年一ヶ月入院しています。退院も程近くなっています。
復活を楽しみにしてください。
ぼくの作品に好意を持ってくださった方へ。
 

  父は帰ってこなかった
  後で知ることになるが
  街の花柳界で板前として働いていたようだ
  華やかなところだから飲む賭つ買う
  生活を送っていたらしい
  ぼくた ....
  



  ココロが純粋であるということは
  ヒバリが空を舞うように
  ひとつの高さを持つことだ
  ココロが純粋であるということは
  緑を緑といえることだ
  山桜の樹液 ....
  



  声をかけるというのが
  悪いことではないことを
  あなたはぼくに教えてくれた
  ぼくは人によく声をかけるのだ
  話し相手とすこしでも親しくなりたくて
  内心 ....
 




  いそしぎの浜で
  ぼくは三輪バギーをあやつりながら
  海風を浴びている
  砂の轍をつくってゆくのは
  自分自身だ
  はげしくジャンプするが
  腰を浮か ....
  

  裏ビデオ穴の深さにたち塞ぎ

  こころから穴の深さのらっきょかな

  やわ肌の燃える蝋燭消しがたし

  乳飲み子と共有している乳房かな

  祈らずにいられはしな ....
 

  葛飾北斎
  の
  雨にうたれて
  (今年の秋桜は美しかった
  豪雨の
  中を
  歩いてきた
  江戸時代にはまだ
  ニホン狼はいたとおもうが
  獣の匂い ....
 



  なぜこだわるのだろう
  バスのなかからみるきょうのゆうやけ
  いつまでぼくは短歌的抒情にこだわるのだろう
  ゆうやけているぼくの人生
  あの色はなんという色だろう ....
 


  怖かった
  (殴られることが
  なんにんもの教師が
  (殴られた
  誰が殴られても不思議はなかった
  荒れていた
  荒れ狂っていた
  教育なんてもんじゃな ....
 燃えてしまった本棚
 夏の初めに
 私は火事を出した
 寝タバコの根が
 羽毛布団におちたのだった
 それは現場検証で
 消防署員の説明で聞いた話なのだが
 ぼくの布団の片隅は
 真 ....
みつべえさんの天野茂典さんおすすめリスト(10)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
不眠症と戦いながら- 天野茂典自由詩11*06-4-3
その血もまもなく滅びようとしている- 天野茂典未詩・独白2005-2-16
ライブ・ハウス- 天野茂典未詩・独白504-11-26
ぼくは電話で話したかった- 天野茂典自由詩8*04-11-21
岬まで- 天野茂典自由詩204-10-23
つれづれに- 天野茂典川柳304-10-23
コスモス- 天野茂典未詩・独白404-10-21
ゆうやけ- 天野茂典自由詩304-10-18
国際線- 天野茂典未詩・独白304-10-17
満月- 天野茂典自由詩504-10-16

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