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夜寝る前に読書していると 
開いた本のなかから 
うっすらと光を帯びた手があらわれ 
わたしに差し出されていた 

その手を握ると 
不思議な想いが心に流れ 
明日に怯えるわたしの影は  ....
もし 
きみ が ぼく を 
ガラスの水晶のように 
見てるなら 

少しでも指にふれたら 
汚れてしまいそうな 
壊れてしまいそうな 
世にもきれいなものとして 
見てるなら 
 ....
酔っ払い 
どこまでも寂しくなる夜

赤くほてった顔でふらふら歩き 
電信柱に額をあてて寄りかかる 

辿り着いた
バス停のベンチにへたりこみ

夢に見る 
愛しき君 ....
ささやま ひろさんの服部 剛さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「__手__」_- 服部 剛自由詩21*06-11-20
ガラスの水晶_- 服部 剛自由詩12*06-11-19
碧い腫瘍- 服部 剛自由詩12*06-10-26

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