北アメリカの森林地帯に生息するアメリカクロクマ達は今日もそよ風に吹かれながら何かを聞いている
 みんなが春の陽気に包まれて 幸せに暮らしている
 アメリカクロクマ達は余計な分の餌を獲らない 大自 ....
はざくらがきれいだった
るうとのけいさんはいつも
にがてだった
すしやにかくまわれてる
ごうとうのせんたくものにも
すずしいかぜがふいた

+

ははに
るびいをかってあげた
に ....
ときにはシリアス 世話を焼く
戦うアキレス   夢を抱く
つきまとうタナトス 容赦なく
出番ならオーラス 舌を巻く

交差点は いろんな罪がぶつかる場所で
運命も事故も乱れてる

An ....
うふふ、と笑う女、
と、わはは、と笑う男、
の横を通る、音漏れの激しいヘッドフォンで、爆音のハードロックを聴く男、
を睨みながら、忙しい忙しい、と言い訳する初老の男、
に目もくれず、公園で、き ....
とりが
わたしをねむり
わたしが
とりをねむる
しんや
ばすか
とらっくか
おおきなくるま
のようなものが
いえのまえを
はしっていった
とりや
わたしが
めをさましたりゆう ....
ガラスの向こうで眠る
ぬいぐるみみたいな子猫ちゃん

自分のものにならないとわかると
途端に欲しくてたまらなくなります

好きよ
スキスキ
ギュッってして
チュッってして
あと他に ....
朝の光が まぶしすぎて きらめいてて 眼が痛い
夢の続きを 見られなくて あくびひとつ

時計の針が 進んでない 止まっている 電池切れ
時の流れを 感じぬまま 顔を洗う

忙しい暮らしに ....
あなたが
この頃やさしいのは
何か企みがあるのかと
首を傾げていましたが
いま、この橋にたたずんで
ようやく気がつきました
もう
春なのですね


欄干にもたれて
あなたの
い ....
人間になったときに
長いしっぽは捨てたはずだったが
ゆうべまた失くしたので
蜥蜴になろうと決心した

体が楽になったのは
まっすぐで生きられるからだろう

背中が陽に染 ....
ただそらだけがある
ひとも
たてものも
どうしょくぶつも
わすれて
すみずみまで
ひろがっている
きおくのそとがわから
ことりがいちわきて
はばたこうとすると
そらはきように
み ....
イーサーになりたいと君が言った
そんなものはないと俺が言った
星、星、と君が言うから空を見れば海だった
水と煙に呼吸があるなら
与えられて/合わさって
灰水の洩れる絶望が
生まれる時の絶望 ....
   1


 ・
   ・
  羽虫の亡骸が
 そらに・うかんでる


     ・
   ・

     親指と
    人差・指でつまむ・
   ....
 今日は君が診察に来る日だ
 医者である僕が患者なんかに恋していていいのだろうか?
 神様は恋愛は自由だ と教えてくれたので いいとしよう
 君と僕とは年齢が50も離れている
 君から見れば僕 ....
子供達は
頭の大きさほどのばくだんを抱え
海辺にたどりつくと
次々とそれを投げ込んだ

ことごとく不発のそれは
波に飲まれ
海はあざ笑った

次はよく破裂するものを持っておいで

 ....
西日が射している
ヒバリが飛んでいる
あ、誰か来た

青い屋根と黄色い屋根の上に
星が落ちました
僕の家の屋根は白いです

腕時計を買ってもらった
子供がはしゃいで
腕をぶんぶ ....
カーテンはオレンジ 空はコバルト 嘘はムラサキ

愛は何色? 恋は何色? 君は何色?


  木漏れ日の中を 電車が走っていく
  季節のトンネルを抜けて 現実が覚めていく

  脳裏 ....
お父さんの背骨の近くを押していく
淋しい箇所がいくつかある
大きくなったら学者かバスの運転手になりたかった
と、よく言っていた
結局学者にもバスの運転手にもなれず
十年前に地方の小さな薬局を ....
君のたこ、僕のたこ、僕らたこフレンドシップ獲得だね。
なかなかいい、なかなかない。
君のたこは過食嘔吐の赤い吐きだこ。
僕のたこはゲームやりすぎの固いゲームだこ。
たこだよ、たこだよ、たこって ....
 下肢の無い僕はサーカスのピエロになりたくて 物心ついた時から 毎日車椅子を動かせて街に出て大道芸人の先輩の隣で滑稽なメーキャップとお母さんが作ってくれた服装でパフォーマンスの練習をしている
 車椅 ....
楽しいのか

いま

楽しい

いま

楽しいとき

うん

楽しい

楽しいよ!

と言って楽しがる
ような楽しさがふと晩ご飯の後なんかにあって
またはそれは昼ご ....
明星が
響いて
眉間から
無邪気さだけが
踊りだす


畦道から
蓮華の色彩だけを
怯えながら
手折るように
ことばを
間引くと
やっと

 ....
耳の中に何か忘れ物をした気がして
振り返ってみるけれど
耳の中に帰る道を忘れてしまった
どうにかしようと耳を澄ましても
聞きたくない音や言葉ばかり聞こえてしまう
まもなく桜がきれいに咲き始め ....
ガラスの円い橋が架かる

渡らずに50年かかって ゆっくりと溺死して行くとき選別がなされる

炎の花弁が育った

地球に突き刺さる杭であることが出来なかった人たちが次々に焼却炉へと運ばれて ....
折りたたまれてゆく季節は
いつか振り返れば
一瞬なのかもしれない
湧きいずる水におされて
いま
雲母のいちまいが
なめらかに遠ざかる


使いきれなかったノートの白さ
描ききれなか ....
たかいとてもたかいところで
鐘が鳴って
響いてふるえ
始まったんだろ
どんどん共鳴して
音があたるから
どんな形かわかって
反響して
わかってきて
まだ目もひらいてないけど
柔らか ....
泥を かわして
かわして また 泥

すきだとか きらいだとか
そんな難しいことは あとからになさい
もっと ずっと あとからになさい
余裕がでるまで 待ちなさい


 陽をあびて  ....
取り扱い注意。


傷みやすいですから。

腐りやすいですから。



そんな注意書き
勝手にするな。


反撃出来る強さくらい
外に出さないだけで
みんな、持ってる。
七夕の笹

願いごと書かれた短冊いっぱい

欲望のかたまり
 停車中の自動車の排気ガスが螺旋状に吹き出ている
 中華料理屋の近くの排水溝から白い煙が温泉の湯煙のように湧き上がっている
地面が雪が凍ってコーティングされていて ネオンや電球で照らされている ....
わたしがメキシコへ行くのなら

まずメキシコを思います


わたしが右へ行くのなら

まず右を向いてみます



行きたいところがあるのなら

行きたいところを思います

 ....
ロカニクスさんのおすすめリスト(333)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
涙とクマの道- はじめ自由詩6*07-4-15
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僕はサーカスのピエロ- はじめ自由詩5*07-4-3
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蓮華- はらだま ...自由詩15*07-4-2
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ぬかるむはる- 千波 一 ...自由詩25*07-3-26
なまもの- 佐山鈴音自由詩307-3-26
七夕の笹- 北大路京 ...自由詩7*07-3-25
風のブブブ- はじめ自由詩4*07-3-25
針路- ポッケ自由詩4*07-3-24

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