すべてのおすすめ
降り止む雨の最後の一滴を
僕は確かめる事だけに憧れて
降り止まぬ雨を避けようと
最後の一滴だけに濡らされる
そういうものだと理解した
生きることも、愛することも
二月のような寒空の下
一寸先の光を手に入れた
何も、何も映りはしないけど
君の喜ぶ顔を思い出す
僕のこの眼が意味を失しても
君は綺麗な声で唄い続けてよ
逃げ水のような明日だとしても
脈の鳴る場所へ潜らせて
この景色が終わりに向かっても
君の幼げな声で示し続 ....
寝れない夜は
眠たくない夜は
聴き飽きた音楽と
読み耽る文庫本
イメージのその先に
詩を書き留めた