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あの人のなかに
暗い眼をした少年を見た日から
わたしの中に刻まれた誓いは
不安定だけども心の底に残っている

同じように わたしの中にも
膝を抱えた少女がいる
深い底まで降りて 
わた ....
冬の女王がローブを翻すと 雪は地に口付ける

棺に眠る秋を抱擁する腕は 冷たく

眠りは永遠のように凍り付いてしまう

その腕は 剣のように鋭利な 痛みを持って

空から降るいつかの春 ....
からからと 転がるかなしみだけが
音を立てていました

きのう 死んだ心がまた生き返ろうと、棺の蓋を叩いて
その音がまたからからと音を立てました

耳を塞げどその音は耳の中からするものです ....
愛心さんの湖月さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
こころに住むもうひとり- 湖月自由詩209-5-20
ゆき- 湖月自由詩408-12-6
からからと- 湖月自由詩4*08-10-30

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