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ぼきっ
骨ばったゆびの折れるおと
まるで、マリオネットのよう
一人では立てない私を君は何故慈しむの?
『早く治るように』
そういって塗ってくれた薬は
今でも確かな熱を保 ....
100回魔法が
使えるようになったなら
僕はそのうち何回を
自分の為に使うだろう
自分を嫌っているようで愛している僕は
たくさんたくさん、使うだろうね
....
暖房が効いた部屋
渇いた空気の中で
君の為に歌を唄おう
君がいないこの街で
君の為の歌を唄おう
悲しみは
どんどん
空から降ってきて
あっという間に
僕ら ....
頭に突きつけていた
拳銃を地面に落としたら
世界が、見えた
小さく呼ぶ声、
下の名前で呼ぶ声
私はまだ、世界の一部なんだと
気づかせた
生きていくのも悪くない ....