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いとなみのなかの火の合い間に
そそがれる水の熱さを見ている
波に至る前の波
拙いはじまりのはじまりを見ている


橙色が溶けてゆく
水は
話しつづける


霧 ....
この世には

憶えることが多すぎる

虹の色の数 足す

闇の色の数ほどで

いいのかもしれない
目に映る目
わたしの目
わたしを見ない目

片方の帰路
世界は座る
金と緑

光のなかの暗さに手を染め
窓の奥の星に触れ
重なり飛び去る 灰のはざま

崖に ....
静かな日
雨の海
庭の瞳
はざまとはばたき


銀と鉛
指ひとつ
滴のなかの
鉄 ひとつ


息の道に立ちどまり
手首を返し 風を離す
緑の陰の水が動き ....
生きものたちが空を揺らし
雲の間に鏡をつくる
午後から夜へ
鏡は割れ
鏡は増え
ひとつひとつに
生きものたちの息を映す



青 灰 灰 青
銀 燐 燐 銀 
まわ ....
愛心さんの木立 悟さんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
砂_火_木_曇- 木立 悟自由詩209-6-29
ノート(数)- 木立 悟自由詩209-6-22
ひかり_かすか- 木立 悟自由詩309-6-8
- 木立 悟自由詩208-12-13
光鉛領- 木立 悟自由詩406-5-24

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