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昨年、父が庭に植えたハナモモの樹(桜の時期に前後して紅白のにぎやかな花を咲かせる)がはからずも倒木の憂き目に遭った。特別、大風が吹いたわけでもないが、黒々としたその幹は人知れず根元からボキリと折れてし ....
正直なところ、たしかに生活することは悪くない。湯を沸かし、布を洗い、床を磨き、花を飾る。娘の髪を梳き、夫の靴をそろえ、ときどき、外で花を売ることは。
どうしても今日死ななければいけないのに。とい ....
このベランダにはほとんど雨が吹き込んでこない。建物が林立しているために風が入り込んでこないのだ。降っていても裸足で出る、湿ったタイルの心地、むすめが背中にぴたりと張り付いてくる。
咲いた蘭、いく ....
週に3回か4回、自転車を15分こいで通っている花屋は大型マーケットのすみにあって、だからか、こういう時期でも営業を停止しない。でも場所はあんまり重要じゃないのかもしれない、街のなかにある花屋をみる ....
もうすぐみんな帰ってくる、わかる、予感よりもすこし確実な、のはなんていうんだろう?お湯をわかさなくてはと思う、べつに、いつもいつもそれをしてはいるけど、しなくては。脳が砂利を噛む音、まえに面白かっ ....
宝籤はもうずいぶんりっぱな犬になった。しっぽのわずかな先と、胸もとと、それから腿のうしろにも毛羽立つような白い毛が生える、黒い犬だ。しっぽは太くてたっぷりしていて、よく動く。
雨のあがったきょう ....
知人に言われた、今病院に行ったら、間違いなくボーダーって言われると。
そう診断してくれたほうがいい、
見てて思った事は、
ブスはブスだって事。
らもさんの本を読んだ。
らもさんは学校で ....
一番好きな人とは、結婚できない。
というのをいつだったか、聞いたことがある。
俺の父と母はなんか、互いの義務感と利害が一致して、そんでもって父の方がすこしだまされて結婚したんじ ....
とりとめもなく書いてみようと思うのは、ポエムについて、ということは同時に詩について、ということです。
すこしだけふれておきたいのは、たまに、ポエムはだめで現代詩はいいとか、その逆とか、そうした話 ....
どこの誰のせいで、とは言わないけど、つーか言えないけれど、私はこないだからだいぶおかんむりで、イライラしまくっている。イライラを吐き出さなくてもそれほど精神衛生を悪くするということはないけれど、少なく ....
という問いには自分なりに一つの結論を持っている。
「現代詩は難しい?」
と聞かれたら、いつもこう答えるようにしている。
「難しいものもあるよ」と。
以前こんなことを書いた。 ....
エブリリトルシングのCDを買って、歌詞カードだけ抜き取ってあとのCDは捨てる。
捨てるというか、真ん中の穴のところに野良犬の鼻をつっこむ。
もし、鼻にエブリリトルシングのCDをつけたまま街道を ....
今日図書館で谷川俊太郎の『詩人の墓』を読んだ。
そうして大学時代谷川俊太郎を専攻していたというゼミの先生が、今の日本で詩だけで食べてゆけるのは谷川俊太郎一人だと言っていたのを、唐突に思い出したのであ ....
昔々俺がまだ何も知らず、小さく無力だったけれど
今の俺よりも何倍も両手いっぱいにたくさんのものを抱えていたあの頃に
初めて俺のものになった絵本。
今となっては一行すらも思い出せないその本だけど、 ....
かとりさんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(14)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
映画『赤ひげ』と父の思い出
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道草次郎
散文(批評 ...
3*
21-2-6
メモ(正直なところ)
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はるな
散文(批評 ...
14
20-9-21
メモ(いくつもの呪い)
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はるな
散文(批評 ...
11
20-7-7
メモ
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はるな
散文(批評 ...
5
20-5-4
メモ(interactive)
-
はるな
散文(批評 ...
3
19-8-2
10
-
はるな
散文(批評 ...
3
13-10-21
_人のため
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つぐこ
散文(批評 ...
2
09-1-15
フィフティーン
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榊 慧
散文(批評 ...
6
09-1-12
ポエムのこと
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白井明大
散文(批評 ...
25+*
08-11-13
今ここにある現実
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佐々宝砂
散文(批評 ...
18*
08-9-17
現代詩は難しい?
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いとう
散文(批評 ...
23+*
08-9-16
NO_FRIENDS_RADIO
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青木龍一 ...
散文(批評 ...
12+*
08-8-3
詩人の墓
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亜樹
散文(批評 ...
5+
08-5-31
「エルマーと竜」
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yuma
散文(批評 ...
2
05-8-14