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詩を読んでいるとたまに
良いことがある
不意打ちでイった時みたい
前戯は必要だけど
前触れはできれば欲しくない
あの頃聴いていた曲は
なんだったろう
思い出しかけただけで
胸が ....
寒いね
さむーい
しんけいつう、になった
肋間神経痛だって
(初恋の痛みだと思いこんでた)
しんけいつう、に(も)付ける薬はないんだよ
あはは
おばーちゃんみたい
あはは、おばーちゃん ....
音が耳に飛び込んできた
窓を開けただけですぐ
世界の動きがわかる
工事してビルを造る
飛行機の飛ぶ
車の徐行して走る
子供たちの笑う
烏の飛ぶ
自転車の走る
人々の話す
犬の吠 ....
{引用=ふたりきりでも まだ
さびしいので
ラジオをつけると あなたは
雨音だけで充分だと言った}
愚痴を云わないけれど聞けない
つまらない女ですから
晴れ女でいいねと羨ましが ....
夫の着ていたワイシャツの
袖口や襟元の生地が擦れてしまい
これで会社に行ってはいけないと
わたしが云い
名残惜しそうに夫はそれを差し出した
紺地に白チェックのワイシャツは
今日から ....
水彩画の背景を
紫の濃淡で塗りつぶしたことがある
いつも通りの'Aをもらい
わたしはそれを忘れ去る
あれは何の背景だったか
紫は
幸せのように見え
不幸せのようにも見え
甘 ....
この季節は自分の名前が口々に交わされるので
用心しなければならない
迂闊に返事をしないように
ほいほいとついては行かないように
簡単に微笑んでしまわぬように
まんまと
好かれているなどと思 ....
脳と心を切り離して考えるのは
実はおかしなことです
心理学の先生は
恋をして胸が痛いというのは
間違いだと云いました
心臓に脳はないのですから
頭を抱えるべきと
あなたがわたしに入る ....
いつか見て見たことは無いと思っていたらしい夢
君は原色オランウータン
君でさえそう思うだろ
それは事実なんだ
けれどもぼくより
少なくとも ぼくより
楽しいだろ
そうだろ ....
喉の辺りがひきつれる
この道でいいのかと
訳も意味もない問いで
つっかえている
あてどもなく歩いて
歩いて
歩き疲れて
休み時間は終わってしまう
薄暗くひんやりとした壁 ....
難しいことはわかりませんが、詩について思ったことをそのまま書いてみます。詩がもっと歌われることを信じて。
詩を書こうとして書く人も、書いてみたら詩になった人もいると思う。例えば、「か ....
肩を叩かれて振り返ると
孤独が立っていました
なにか用かと聞くと
なにも言わずに
後ろを向いて座りました
そこでわたしも孤独の隣に腰をおろしました
しばらくすると
雨音がやってきまし ....
とうとう 見つけられてしまった
うつ伏せに寝ているわたしの
左足のつけね
紋章のようなかたち
うす茶色
くちづけをしてあなたは
これはなあにと
指でも確かめながら聞く
それは記号
わ ....
北大路京介さんのよしおかさくらさんおすすめリスト
(13)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
少女時代
-
よしおか ...
自由詩
4+*
08-11-13
秋の気配(即興
-
よしおか ...
自由詩
5*
08-9-30
夏音
-
よしおか ...
自由詩
6*
08-7-30
雨
-
よしおか ...
自由詩
21+*
08-5-20
ワイシャツ
-
よしおか ...
自由詩
13*
08-4-2
紫
-
よしおか ...
自由詩
9*
08-3-13
名前についてのいろいろとわたくし
-
よしおか ...
自由詩
7*
08-2-29
脳と心
-
よしおか ...
自由詩
9*
08-2-26
青い満月
-
よしおか ...
自由詩
5*
08-2-25
行方
-
よしおか ...
自由詩
8*
08-2-15
批評祭参加作品■詩について書いてみる_詩は歌うもの_物語は読 ...
-
よしおか ...
散文(批評 ...
3*
08-1-26
孤独とわたし
-
よしおか ...
自由詩
11+*
07-11-19
それは痣
-
よしおか ...
自由詩
5*
07-11-16
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