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猛禽がゆく
絞めつけるように羽ばたいて
海を捨て
空を切り分けた
陸に住めなかった
みずからのつばさこそが病
うしなった爪で
満ちるうつろを掴み
嗚、と
ひとこえを残して
猛禽 ....
ちいさな頃書いた、日記のように
空を何度もみた
いそがしいんだ、私
匂ってくる
なにもない、があるよ
との言葉に
泣きたくなる
こんな、ありきたりで、
罵ってください
むかし ....
北大路京介さんの月見里司さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
自戒の鳥
-
月見里司
自由詩
7
07-7-28
さかさま電柱の海
-
月見里司
自由詩
9
07-7-24
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